金峰山山岳マラソン&ウォーク

11/3(火)
今日は二つの月を見ました。
こう書くと『1Q84』みたいですね。夜明け前西の空に大きな黄色の大きな月を見ました。熊本に向かう車中で博多のFさんと、北九州から参加のO田さんと三人でその大きさに「異常だ!」とか「何かの前触れかも知れん?」と云いながら眺めてました。
途中、K武さんを拾って熊本を目指します。
今年からスタートゴールが『フードパル熊本』に変更されて、アクセスも良くなり駐車場も広くて余裕です。
距離も4km延長されて42kmとなり、殆どフル・トレイルマラソンとなりました。
それに、さすが“晴れの特異日”で雲ひとつ無い澄み渡った空が大会を盛り上げてくれました。
レースはと言うと、【てれっと】のK島さんと終始一緒に走りました。
K島さんの周囲はいつも賑やかで、少し離れてもその声の大きさで距離感がつかめます。
横に並ぶと、声を掛けてもらい、元気付けられます。
小生、週末には<下関海響マラソン>を控えているので、今回は無理をせず楽しんで走ることを心がけました。
が・・・・・!
ラスト5km辺りで前を行く博多のFさんを発見!
俄然闘志が沸きます。
ラスト2kmまでの3キロは4:30/kmのペースで走りました(この区間は殆ど下りですから・・・bleah)。
残り2km地点でその差5mまで詰めたのですが、
ヘアピンカープで気付かれてしまいました。
小生、そこまでがやっとでペースアップした博多のFさんを追いかける力は残っていませんでした。
最後の1kmの上りでは歩きが入ってしまい、K牧姐さん・M原さんに軽~く抜かれてしまう有様(涙)
結局、博多のFさんとは2分以上の差をつけられGoal。
ちょっぴり悔しいレースとなりました。
でも、熊本の懐かしい仲間とも沢山お会いできたし、
膝の痛みも無く、復活に向けて自信を取り戻すことが出来て、
幸せな一日を過ごすことが出来ました。
走れることに感謝!
友達に感謝!!
そうそう、二つ目の月は帰り道東の空に見る白い月です。ウサギさんが餅つきをしている姿がはっきりくっきり!
御伽噺でもしたくなるような、穏やかな月でした。

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糸島マラニック

10月25日(日)
志摩町役場をスタートゴールにして『糸島マラニック』が開催されました。
ゆめさんのブログやランザの掲示板で開催は早くから知っていたのですが、仕事の予定がたたずエントリーを見送っていました。
けど、4日前に“空き”が確定したので、【伴走教室】のチラシを配ろうと考えていました。
すると、前日にゆめさんのブログから当日エントリーが可能とか!?
ラッキー!happy01
200910_020
てな訳で、会場に着いてゆめさんに主催者を紹介していただいたところ、
な、な、なんと・・・・
主催者とは『台風倶楽部』のY田さん(写真右)ではないですか~!?
この大会、来年から正式にフルマラソンコースとして開催されるとか・・・・・
来年は『Team一期一会の』メンバーに声を掛けスタッフとしてお手伝いしようかな?
それにしても、今日集まったランナーのうちランザメンバーが30名ほど。
エイドにもkawaさん、ペンギンさん、徳さんが配置されているのだとか!?
まるでランザの練習会やんか~bleah
200910_022
午前8時約80名のランナーが号砲と共に初小学校前をスタート。
練習会の雰囲気よろしくペースが上がらずにいつの間にか前に押し出される格好にhappy02
連れ合いにも“昼過ぎには帰るから”と言って出てきたので、
ちょっとばかり頑張ってみますか~!
走り慣れた志摩中学校のT字路を左折して200910_024 芥屋~立石山を目指します。
快調に5分/kmを切っています。
Ogaさん、ふーちゃんを従えて走れるなんて信じられませんcoldsweats02
立石山は初めてのコースで、結構のぼりがきつく、歩くことにします。
後の英彦山のアップダウンを考えると無理は禁物です。
ここでOgaさんに抜かれました。
流石、国際ランナー上りも力強く、“グイグイ”走っていきました。
第2エイド『芥屋の大門』に着きました。
kawaさん、ペンギンさんが迎えてくれます。
これから幣(にぎ)の浜を通って美しい海岸線に出ます。
小生の大好きなコースです。200910_025
けど、写真を撮る余裕はありません。
ゼーゼー云いながら 第3エイド『野北』に着きました。
徳さんが笑顔で迎えてくれました。徳さんはかつては福岡国際にも出場されたエリートランナーです。
「10番目」と教えていただきますが、
「たぶんこれから50人くらいに抜かれます」と答えるのがやっとですsad
バナナと黒砂糖をいただいてスタートします。
前半飛ばしすぎた脚に、彦山の上りを走り通す力は残っていませんでした。
いくら膝が回復したといっても、ろくな練習もしていないのにフルを走り通すのは無茶です。
次第に後ろが気にかかります。
志摩シーサイドカンツリークラブを過ぎてゆめさん家の前に差し掛かると、キャンディのサービスがありました。
“感謝感謝”
二見ヶ浦海岸からはトボトボと走り歩きになります。
霊園の裏の下り坂でふーちゃんに抜かれます。
“筑波、頑張ってね~!”
最後の4㎞くらいちゃんと走ろうと、目を閉じて呼吸を整えます。
自分の足音が作るリズムを聞きます。
もっと力強く、地面を叩け!
もっと速く、ピッチをかせげ!
目を開けろ!
前を見据えろ!
顎を引け!
あー、
体はまだ付いて行けないけど、
気力だけは蘇って、
なんかアスリートになった気分。
もう少し、
もう少し、
健康管理センターを左折してGoal!
39kmでフルにはちょっと足りないコースでしたが、
気持ちよくGoal出来ました。
ありがとうございました。

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いよいよ脊梁マラソン

10日、
久し振りのオフタイム。
午前中は録り貯めていたマイケル・ジャクソンのビデオクリップを観てのんびり過ごす。
(マイケルと小生はタメなんです)
今、スリラーが始まりました。
30年経っても観ても新鮮ですね。
今、博多のFさんから電話があり、そろそろ出かけようとのお誘いです。
明日は熊本と宮崎の県境を走る【脊梁マラソン】です。
さて、どんな出会いが生まれるか?
楽しみ~♪

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糸島ぐるりDコース

9月27日(日)
今日はクラブランザゆめさん企画による糸島ラン&バーベキュー。
その名を『ゴキブリホイホイラン』???
設定されているコースも走力に合わせて
【Aコース】所要時間≒2時間半  約18キロ
【Bコース】所要時間≒3時間半  約29キロ
【Cコース】所要時間≒4時間半  約38キロ
小生、夕方から用があるためにバーベキューには参加できないが、久し振りにみんなの顔が見たいし・・・。
けど距離がちょっぴり物足りないし・・・。
20099_004  そこで、自宅からスタートして、バーベキュー会場となっている≪ざうお≫をエイドステーションにして、独りランすることにしました。(距離約70キロ)
久し振りにけやき通りを走っていると松ちゃんが自転車で抜いていった。
8時に大濠公園に着く。Bコース参加の面々が揃っている。
Cコースのゆきひろ父さん・ほりえもんさん2名が5分前にスタートしたらしい。そこで後から来た現さんが猛烈なスピードで2人を追いかけた。小生付いていけず藤崎で一人ぼっちに・・・。20099_005
その後、いったんは横浜で3人に追いつくも、無理が祟って脚がつり出したので再び独りランbearing
ウォークマンでマイケル・ジャクソンを聞きながらのんびり・・・てくてく・・・・。
高い空を見上げながら『BENのテーマ』を歌います。
20099_006
野北海岸・二見ヶ浦の海岸にはいつものアメンボたちと水遊びをする家族連れが沢山。
最後の夏?
今日は暑いなぁ!
(彦山はパスしましたcoldsweats01
宮浦地区に差し掛かる頃再び脚がつり出しました。
指先もつります。
明らかに脱水症状・塩分不足ですshock
そういえば朝からウィダーインしか食べてませんでした。
バスの時刻表を見ても、1時間以上来そうにありません。
トボトボ走り歩きを繰り返します。
なんとか≪ざうお≫にたどり着きました。
懐かしいお顔にたくさん会うことが出来ました。
もっとゆっくりしたかったのですが、
急がないと約束の時間に間に合いそうにありません。
結局、今宿から列車に飛び乗ってぎりぎりセーフ・・・good
Dコースは“でんしゃ”のDだったのでしたcrying
膝の痛みが引いて、
走ることが楽しくてなりました。
この感覚、5年振りです。
でも、かなり体力が落ちています。
焦らず、時間を取り戻していきましょう♪

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玄海ボラ

9月20日(日)玄海ウルトラマラソン20099_005
いつも豪雨・雷・酷暑に祟られる大会だが、今回は秋風の心地よい日和での大会となりました(?) 20099_008 小生、今年も博多のFさんとボランティアでの参加となりました。
3回連続のボラ、今回は二人で4ヶ所の移動エイドを受け持ちます。
20099_010_2
ランナーを迎えると水をついで回るのに追われて十分な会話も出来ず、おかげでカメラ撮る余裕もなく結構しんどかったhappy02
写真は10km・猫塚エイドを通過するランザ店長です。
この地点では4番手辺りでしたが、結果
サブテンで優勝!
おめでとうございます。
沢山のランナーの走りを観察できましたが、テンチョーのゆったりとしたトライド走法は、力みが無く、まるでストレッチをしながら走っているようでした。
博多のFさんと「今回は店長かM安さんやろうねー!?」と予測していました。
92km(勝浦浜入り口)ではビールを用意して待ちます。
上位のランナーは流石に口にしなかったが、次第に「ビール・・・・」と云う声が増える。
「うわー、こんな上手いビールは初めて!」と感激してくれるランナーがいると、思わずニンマリhappy01
ゴール後の交流会でも「ありがとう」の言葉と一緒に握手を求められると、嬉しくて疲れも吹き飛びます。
「幻怪百鬼路」は来年の10回大会で終了との事。
最後くらい選手で参加したいのだが、スタッフが少ない事情を知ってしまうと・・・どうだかなぁ??

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限界百鬼路死走会

19日(日)
玄海ウルトラマラソンの試走会。
午前4時、宮地嶽神社参道駐車場に集合した物好きなランナーは30名程。
雨で少しは涼しくなるかなぁと期待して行ったのに、最後まで雨は降らず、
うだるような暑さの中での“死走会”になってしまいました。
小生、1ヶ月程前から左脹脛が痛くてまともに走れず、
最後尾から追いて行くのがやっとでした。
間夫峠・赤木峠は殆どが歩きでしたが、当初の予定通り赤間宿(60km手前)で電車に乗って福間に戻りました。
脹脛は最後まで回復せず、今日はビッコを引きながら大濠公園を走りました。
それにしても、今回参加のランナーでは北九州ウルトラマラソンクラブが10名以上。
緑のTシャツが目立ちます。
しかも若い女性が元気!
走り始めてまだ1年でこの玄海に挑戦したり、3年で萩往還250kmにエントリーする“美ジョガー”ありで、マラソンブームからウルトラへ広がりを感じます。
こんな暑い時でも皆さん元気に走っています。
小生、萩を完踏してからどうやら“燃え尽き症候群”に罹っていたようです。
もう一度、次のステップに向かって走り出しましょう。
目標を忘れたわけではありません!

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ランザ・山笠ラン

10日(金)クラブランザの山笠ランに参加しました。
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なごやんさんとの待ち合わせ時刻まで少し余裕があったので一足先に『流れ舁き』を見に行くことにします。
西流れです。
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若衆にとって『表(おもて)』を舁くことは名誉なことです。
我も我もと「一番取った~!」と手を上げて
地下鉄天神駅12番出口に続々と仲間が集まってきます。
山笠ランは、ちゅうさんとなごやんさんのコーディネートで今回で3年目。
毎年、楽しみにしているランナーがいっぱい。
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出会い場を渡って“博多部”に入ります。
雨は降らないかな?
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2番山・中州流れの飾り山『壇の浦凄絶知盛』(作:三宅隆)です。
艶やかです。
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コチラは舁き山『伏邪一寸魂』(作:中村信喬)です。
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続いて、9番山川端中央街『天地人』(作:中野親一)です。
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土井流れを見たあと、お櫛田さんにお参りします。
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『清道』ではちゅうさんの【山笠教室】が開講されます。
「山笠ば見るなら『追善山』ば見て欲しか~。」
「追い山の日、午前2時くらいに山に集まる男衆の“オイサ、オイサ”という声は【残したい日本の音百選】にもなっとるとバイ!」
熱い想いが伝わり感動です。
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今年の1番山は東流れです。
気合が入っています。
一番きれいだと思いました。
飾り山『長政公武勲之誉』(作:室井聖太郎)の前に舁き山『千手乃光照丈夫』(作:白水英章)が飾られていて、迫力満点です。
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生きてるみたいでしょ!?
スペクタクル映画を
観ているみたいです。
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博多祇園山笠は768年の歴史を受け継ぐお祭りです。
この子も大きくなったら、きっと山を舁くのでしょうね!
約1時間半掛けて九つの山を巡って、赤坂の酒屋で『直会(なおらい)』です。
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ちゅうさんの音頭で“乾杯~!”
人が来る度に、乾杯を繰り返します。
乾杯は何度しても良いものですね!
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でも、やっぱりこの人が来ないと・・・!
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054 久しぶりにランザのイベントに参加しました。
楽しいひと時をありがとう!

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萩往還2009⑩東光寺~瑠璃光寺 心静かにゴールを向かえよ

自分の中で決めていた7つのレギュレーションのうち6つをクリアしました。

後35.4km、もうフルの距離を切りました。

歩いてでもゴールできそうです。

今回のコースはきっちり250kmに合わせるために、少しコースが変更されています。

松蔭大橋をわたって最初の交差点を左折して椿大橋をわたっていたのですが、今回は次の交差点(御許町)まで直進して橋本橋を渡ります。少し遠回りするわけです。ショートカットしないようにするためか(?)警備員が立っています。

140kmn 途中、140kmの青ゼッケンの女性が颯爽と抜いていきます。N瀬さんじゃないですか!

後で記録を見たら、女性の部トップでした。おめでとう!

椿西橋を渡っていよいよ萩往還道に入ります。この辺りからCゼッケンの70kmランナーとすれ違うことになります。足取りも軽く颯爽と走ってきます。

すれ違うランナーが皆「お疲れ様です」と声を掛けてくれます。

Photo

涙松手前でN山パパと会いました。かなり疲れているみたいでトボトボと歩いていました。「こんなにキツイとは思わんかった~!」と往還道を一晩走ってきて弱気になっているみたい

「時間はまだ大丈夫ですよ。頑張りましょう!」と声を掛けましたが、正直心配です。

「萩城まではなんとか行きます」と言って走り出されました。

健闘を祈るのみです。

涙松(220.9km)の松は枯れてしまったのか切り取られていました。

道の駅「萩往還公園」に着きました。(222.2km)

エイドがあってバナナやオレンジがありましたが、もう何も食べることが出来ません。

飴玉をいただいてポケットに入れます。

腰と背中が痛いので地面に仰向けになって背中を伸ばすことにします。

吉田松蔭と高杉晋作が小生を見下ろしています。

ボランティアのスタッフが「あの人大丈夫?」と話している声が聞こえてきたので、心配掛けてはいけないので起き上がって歩き始めることにしました。

さて、これからいよいよ「萩往還道」のトレイルに入ります。

今回の旅のクライマックスです。

「萩往還公園」から始まるトレイルは大きな石を積み上げた階段から始まるので、両手を使って上ります。もう脚力だけでは登ることが出来ません。

高度を一気に上げるので汗がボトボト落ちます。ついでに鼻水も出ます。

心の中で“負けんぞ~!負けんぞ~!”と叫びながら走り(歩き)ます。

Photo_2  坂を下って川沿いに進むとの明木市(225.9km)に出ます。町中がお祭りで賑わっていてランナーも拍手で迎えてくれます。特に白(A)ゼッケンには「おつかれさま」「お帰り」とか声を掛けてくれるのです。“うっ”と込み上げてきます。

エイドではおにぎりが用意されていました。見るとコンビニのおにぎりなんかとは違い、手で握ったまだ暖かそうなおにぎりです。いただきたいのですが小生には大きすぎます。それに食べてもきっと戻してしまうでしょう。

Photo_3 お腹は空いているのですが食べ物(固形物)は受け付けそうにありません。

暖かいお茶をいただくことにしました。水ばかり飲んでいたので美味しくて、体の芯から温めてくれました。この暖かさはお湯の温度だけではなかったのかもしれません。

あらん限りの声で「ありがとうございました」と礼を言ってスタートします。

「あと少しよ」「頑張って!」と拍手で送り出してもらいました。≪850

3kmも続く一升谷の石畳は膝・腰にビンビン跳ね返ります。

道の脇に転がる木を拾ってストック代わりに使います。

これまでストックなど使ったことは無くて「ランナーなら自分の足で走らな!」「なんやツヤーに!」と否定的だったのですが、使ってみるとこれがなかなかいいです。

緩やかな上り下りだと自分の体の横か少し後ろくらいに接地させて、ストックを後ろに押し出してやると、自分の体が自然と前に進みます。

“こりゃー、よかばい!”と少しいい気になって、リズムを刻むようにテンポをあげます。

この頃になるとマラニック35kmの部(Dゼッケン)がド・ド-っと押し寄せてきます。

みんな拍手で「頑張ってください」「お疲れ様」と声を掛けてくれます。

もう「ありがとうございます」と声に出すことが出来ずに「はい」とか「うー」とか言うのがやっとです。

急坂の手前で息を整えようと立ち止まると、ウォーキングの部のお父さんが小生の両手をグッとつかんで「よくぞここまで頑張って来た~!あと少しやから頑張って!」と涙声で励ましてくれます。

白ゼッケンにいたく感動してもらっているみたいですが、ちょっとオーバーです。

小生、可笑しくって“くっ”と下を向いたのが、苦しそうに見えたのか?更に強く手をとって上下に揺らすもんだから、松葉杖みたいに両脇に据えていたストックが倒れました。

お父さんは、「ごめんごめん邪魔したね」と言って、ストックを拾ってくれます。

「ありがとうございます。頑張ります!」と答えて、やっと手を離してくれました。

Team一期一会のI野さんがやってきました。一緒に写真でも撮りたかったのですが、結構いいペースで走っていたので止めるのも憚られて挨拶だけで別れました。健闘を祈ります。

Photo_4 釿ノ切峠を下りきって国道262号線に入る手前で私設のエイドを開設しているご夫婦がありました。疲れきった様子の小生を見かねて声を掛けてくれたみたいです。

「固形物を受け付けない」と言うと、「それじゃあ、これごと飲みなさい」と言ってレモネードを作ったタッパーウェアの角を口に押し付けてくれました。

“他の人も飲むであろうに・・・”とはばかられたのですが、奥さんは「いいよ、いいよ。沢山作ってるから」と言ってくれました。

“こんなに飲んでもいいとかいな?”と思うくらいにゴクゴクといただきました。

元気回復です!

お礼を言って国道に上がってから見下ろすと、手を振ってくれていました。

ありがとうございます。

見ず知らずの人にもこうして優しくしてもらえる自分はなんて幸せ者だろうと、改めて『萩往還』に感謝します。

少し、走れるようになりました。

国道を走っていると歩け歩け35kmの部(Fゼッケン)が間隔をあけて波のようにやってきます。ご夫婦やファミリーでの参加が多いようです。羨ましいです。

2009_128 佐々並のエイド(235.7km)に辿り着きました。≪1110

M村先生と鍛衛門くんがいました。いつの間にか抜かれていたようです。小生は殆ど歩いているのだから抜かれるのは当然でしょうが、それでも再び追いついたのですから、なんだか嬉しくなりました。

諦めなければきっと良い事がある(笑)

佐々並のエイドに来たら豆腐を食べなければなりません。少し硬い豆腐ですがとても美味しいです。

3人で佐々並を出発しましたが、小生は相変わらずウォーキングです。二人は走りたくてウズウズしてたようで、国道に出ると一気に見えなくなってしまいました(涙)

Photo_8 首切れ地蔵を過ぎると県道62号線に入ります。

緩やかな上り坂が続きます。太陽が真上から照り付けてくるのでボーっとしてきます。

Photo_5 Bゼッケンがどんどん抜いていきます。

草もちのおばあちゃんのエイドがあります。

「去年はここまで来れなかった」「楽しみにしていたのに喉に通らん」と言うと、

「それじゃあ、帰ってから食べなさい」と言って2個袋に詰めてくれた。

2個もいいとですか?」と言うと、

2年分たい」と笑って答えてくれた。

奥にはウルトラS田さんが座っています。

出発しようとするとY松先生が通過していきました。復活したみたいでどんどんペースアップしています。付いていけません(涙)

Photo_6 夏木原キャンプ場を過ぎると、さあ、最後の板堂峠です。

この峠が厄介で、石畳が苔むしていてすべるのです。くだりではストック(木)を体より前に接地させて、足を踏む場所を確認しながら下ります。

六軒茶屋の跡ではオカリナを吹いてくれるファミリーが準備をしていました。オカリナの音ではなく「お疲れさん」との声が返ってました(残念)

Photo_7

天花畑(246.2km)に降り立ちました。往還道(トレイル)とお別れです。≪1347

道標の横にずっと支えてくれたストックを置きます。

あとはずっと下りです。

一の坂ダムを過ぎると自然と走り出します。

140km T津会長の奥さんが追い上げてきました。

カメラを向けると「化粧が全部落ちとるけん、撮ったらイカン」と怒られましたが、素敵な笑顔だったのでシャッターを押しました(笑)

橋を渡って最後の角を右折すると、瑠璃光寺の門の前に沢山の人が見えます。

過ぎる人過ぎる人みんなが「お疲れ様」「お帰りなさい」と声を掛けてくれます。

もう、声が出ません。

一人一人に頷きながら進むのがやっとです。

往還道を走りながら、この最後の200mの上り坂を走る自分を何度も想像してきました。

“嗚咽に近い涙を流すのかな?”

“でも恥ずかしいなぁ”

2年分泣いても良いかなぁ?”

“そりぁ、みっともなかバイ!”

なんてね。

しかし、瑠璃光寺が近づくにつれて頭はクリアになります。

人並みの中から

「とよとよさーん!」と叫ぶ声が聞こえました。

ゆきひろ父さんです。

近づくと、懐かしい顔が沢山迎えてくれます。

一人一人に握手をしながら門をくぐり、残り50mを走ります。

ゴールテープの向こう側にはうーさんがカメラを構えて待ってくれています。

Goal!

1421

長い旅が終わりました。

テープを切って、振り向き、一礼。

顔を上げると五重塔が見えました。

小生が2年分の想いで見つめても、五重塔は何も語ってはくれません。

緑の木々の中に茶褐色の屋根を空に向けているだけです。

五重塔は小生の気持ちの高ぶりを諌めるかのように、静かに佇んでいます。

もう一度、頭を下げます。

ありがとうございました。

≪おしまい≫

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萩往還2009⑨玉江~虎ヶ崎~東光寺 やっと出た!

でも昨年アル早さんが虎ヶ崎でリタイアした例もあるのでまだまだ慎重に歩を進めることにします。

萩市街を抜けて、海岸線を走ることになりますが行けども行けど似たような風景が続くのでだんだんと眠たくなってきます。越ヶ浜海岸にあるホテルの駐車場脇で少し眠ることにして体を投げ出しました。

時折通り過ぎる自動車の音がだんだん遠くなって、眠りに落ちそうです。

“あ~、このまま夜明けまで寝てても大丈夫かなぁ・・・。”

<いやいや、少しでも前に行かないと、まだまだ安心できんぜ!>

“もう、ここまで来たら大丈夫だって!歩いてもゴールできるさ。”

<平地は走るって決めとったやんか~、もう少し走れば虎ヶ崎やろうが!根性見せろ~!>

頭の中で、強気の自分と弱気の自分(ブルとベア)が葛藤しながらも、体が地面に沈むように眠りに落ちてきた頃、誰かが小生の体に躓いて覆いかぶさるように倒れこんできました。

「あいたー・・・!」

「す、すみません。眠りながら走ってました」

「こ、こちらこそ。こんな所で寝とるなんて誰も思いませんもんね」

「ほんとに・・・、ビックリしました。」

よく見回すと歩道と駐車場には段差も無いので、眠りこけながら走って駐車場に入り込んだのでしょう。

ふたり体に付いた小石を払いながら起き上がり、再び走り始めます。

「おかげで目が覚めました。」

「いえいえ、こちらこそ。」と笑って別れました。

9 明神池を過ぎて、笠山の脇を通り過ぎて海岸線を走ってCP9虎ヶ崎(206.3km)に到着です。≪3:52≫

虎ヶ崎では絶対に食べようと決めていたカレーがあります。

「今年は食券で食べます。軽~く下さい。」と言って、カレーを注文します。

でもどう言う訳かビールを飲もうと言う気持ちにはなれません。

案の定、半分しか頼んでいないのに、その半分しか食べることが出来ません。

「ごめんなさい。残しました。」と言って容器を返します。

つばきの館は、奥に畳敷きの間があってそこに4名程寝ているランナーがいました。

小生も少し横になって眠ることにします。

すぐに記憶がなくなりました。

周りが騒がしくなったので目を覚ましてみると、目の前に汚れたソックスが現れます。

体を起こして見渡すと畳6畳ほどの間に10名位が頭を前後して眠りこけていました。

時計を見ると1時間が経過していました。

起き上がり、もう一度テーブルに座りなおしてボーっとランナーの出入りをを眺めて過します。

気付くと京都のS田さんが顔を伏せて寝ています。流石に参っているようです。

鍛衛門くんがM村先生を起こそうとしていますが、M村先生が「もう少し眠らせて」と言うので、「じゃあ、あと15分したらもう一度起こしますね」と言っています。

小生、水を一杯頂いたら便意を催してきました。

“やっと、キターーーー!”

トイレに駆け込みます。

黒くて小さいウサギのウンチみたいなのが・・・

出ました。

もう少し粘っていたかったのに、次の客が何度もドアを叩くので仕方なくトイレを譲ることにしました。

でもホッとしました。

やっと走れるような気がしてきました。

店を出る前に、店員さんに「去年大会の2週間後に食券を持ってきたんですよ」と言ったら、

「あら、あなたね!?しばらく女性部の間で話題になってたわよ~。でも今年は食べれて良かったですね」と言ってくれた。

聞くと、このつばきの館は漁協の女性部が持ち回りで営業しているらしく、交代でこの大会をサポートしてくれているらしい。昨年、お会いしたお母さん方には会えなかったが、小生かもりりんの事は「物好きなランナーがいるもんだ」と暫く話題になっていたらしい。

つばきの館を出発する頃にはライトが要らなくなっていました。≪4:55≫

原生林の中を抜けて再び明神池に戻り、越ヶ浜を辿って萩焼会館までの復路を走ります。

またまた、懐かしい友と再会することが出来るます。

知らないランナーとも手を上げて健闘を讃え合います。

Photo

U野先生とみどりちゃんです。

みどりちゃんはストックを使っています。足を引き摺っているみたいです。U野先生が付き添っていてくれるので、大丈夫でしょう。

Photo_2

T代さんです。右に左に蛇行しながら走っています。何故か又ピンボケです。

Photo_3

K武さんです。いつもマイペースですが、後半だんだん速くなります。「おめでとう!」と早くも祝福をいただきました。

最近の情報によると、今年はK武さんはハセツネとおんたけとキナバルにエントリーしたらしい。

どうやら来年はウルトラトレイル・ド・モンブラン???

Photo_4

I本会長、快調ですね~!今大会最高齢の完踏賞は目前です!

Photo_5

クニさん、結構お茶目です。

今年こそ福岡で伴走教室開きます!

Photo_6

明神池付近から前後しながら走ってきたT中さんです。クニさんとも知り合いのようです。女性ウルトラランナーの情報も詳しいようでした。

最後のCP10(214.6km)東光寺に到着しました。≪620

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萩往還2009⑧宗頭~萩・玉江駅 ランナーとしての自信を取り戻す

Y元さんにリードしてもらって真っ暗な287号線を走り、藤井商店を目指します。

CP7藤井商店(178.5km)は警告灯が点滅するだけの侘しいCPでした。《2221

藤井商店を左折すると、さあて鎖峠に向かう山道の中を走ります。

Photo 月明かりも届かず、ヘッドライトだけを頼りに歩きます。山道に入ると次第にランナーの距離が縮まり、固まって歩くようになります。静寂の中で複数の足音よりも自分の心臓の音が大きく聞こえてきます。

時折人気に驚いた鳥が奇声を発して飛び立ちます。同時に木々を揺らす音がして一層不気味な空気が辺りに漂い、ランナーたちはますます無口になります。

怖いです。

林道を抜けて鎖峠(181.7km)に着くと、それまで空気の揺れない山道を歩いてきたので汗なのか冷や汗なのかぐっしょり汗を掻いて火照った体に冷たい風が吹き抜けます。

ブルッと身震いして、下り坂を走り出します。

ランナーは皆恐怖心から逃れたいのか、どんどんスピードアップしてバラバラになります。

坂を下りきって、大きく左カーブすると人家が現れ、空気も暖かくなりました。

フーッとため息をつき全身をリラックスさせて、スピードを緩めます。

8 CP8三見駅(187.6km)に着きました。≪2323

8人程のランナーが思い思いに体を休めていました。

小生、このままY元さんのペースについていくと潰れそうなので、歩いていくと言うグループと次の峠を目指すことをY元さんに告げました。

すると、Y元さんは「じゃあ、俺も歩くことにする。この先は一人じゃ行ききらんもん」と言う。

三見から玉江までは10名程の大集団で歩くことになりました。ただ、皆会話が少なく何処の誰かも判らずじまい。

海岸線の道はベタ凪で波の音も殆ど聞こえず、生暖かい夜でした。

みかん畑を抜けて人家の明かりが見えると、誰とは無しに走り出します。

静まり返った集落の中を走ると足音が反響して、犬が吠え出します。

Photo_2 玉江駅(194.3km)に着きました。≪110

エイドステーションがあり、オレンジを頂きました。

無人駅の駅舎の中を見渡すと、多くのランナーが壁に取りつけられた椅子に体を投げ出して寝ています。

ほっとすると睡魔が襲ってきました。駅舎の奥に行って地べたに横になります。

Photo_3

“5分だけ眠らせてください・・・”自分に言い聞かせます。

最初、大の字になって体を伸ばしてみたのですが、脚と首筋がつりそうになり体を丸めて寝てみます。次に悪寒が走りブルブルと震えだしました。

すると、見かねたスタッフがビニールシートを持ってきてくれて「この上に寝て下さい」とシートを広げてくれました。

「ありがとうございます」と言ったきり、眠ってしまいました。

本当に5分で目が覚めました。

でも、この5分で回復。

また走り出す意欲が出てきました。《135

始めは震えながら歩いていても少し歩くと体が温まり、萩城の横をゆく頃には走ることが出来るようになっていました。

“行けるぞ。完踏出来る! ボクはランナーだ!!”

少し、自信がついてきました。

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萩往還2009⑦仙崎~宗頭 痛恨の思い出を乗り越えて 

仙崎エイド(163.2km)を出る頃には日も傾き、浜風が冷たく感じられるようになっていました。

入江をぐるっと回って国道287号線に出て、時折JR山陰本線を望みながら走ります。大会では2回目のランですが、昨年大会の2週間後に再度チャレンジしたコースなので、今回はコースに不安はありません。

よくよく考えると昨年は睡眠不足と疲れから意識が朦朧としていたのだと思います。

なごやんさんは試走会の際にバイパスを走ったのだろうと思われます。それで、コースが違うと言い出してバイパスの土手を登ろうとしました。

すると小生はこんな高い土手の道は「こりゃ、高速道路ばい」と言い出して、元の道に戻る選択をしました。

小生の疲労ぶりを感じ取ったなごやんさんはずっと一緒に歩いてくれました。

途切れ途切れの記憶ですが、あの時の月が黄色かったのだけはよく覚えています。

今回はまだ明るい国道をゆっくりゆっくり走ります。

扇月橋(171km)脇にあるコンビニに寄り、2日目の夜に備えて『眠眠打破』を買いました。三見の駅辺りで飲もうと思っています。

夕闇迫る時刻になりました。三隅川沿いに進みます。時折川の中から蛙の鳴き声やら、鳥が“ギィー”と高い声を発して飛び立つ音が聞こえます。

これから訪れる夜が不安を掻き立てます。

何とかライトを取り出すことなく宗頭文化センター(175.2km)に辿り着く事が出来ました。≪1944

昨年は体育館の玄関に座り込んだら力が抜けてしまってリタイアを宣言しましたが、今回はまだ体を動かすことが出来るようです。

当初、宗頭では風呂に入って一眠りすることを考えて着替えを用意していましたが、ここで風呂に入って緊張感が取れてしまえば次に走り出す気力が萎えてしまうかもしれないと思い、簡単な食事をして1時間だけ仮眠をとってスタートすることにしましょう。

昨年リタイアを宣告した体育館に行ってチェックをして貰い、センター前の酒屋でビールを買ってから別棟の食堂に行きます。

食堂に入ってビールの缶を開けると“プシュッ!”という音に周りのランナーたちが反応します。

「余裕ですね~」

「いえいえ、1時間くらい寝たいけど、気が張り詰めているから眠れんごたるけん、これを飲んでから寝ることにします。」

食事は味噌汁とおにぎりにバナナが用意されていました。

おにぎりを見ると吐きそうです。それで、おにぎりはそのまま返すことにして、バナナはデイパックの中に仕舞いこむ事にします。夜中に歩きながら食べることにしましょう。

Photo_2 味噌汁と沢庵を頂いて、隣の寝室で休むことにします。

携帯電話のアラームを1時間後にセットします。

ビールのおかげでぐっすり眠ることが出来ました。

1時間後目覚ましがなりましたが、アラームを止めてもう一度寝てしまいました。

15分後にようやく起き出しスタートの支度をして、廊下を歩いていると、隣の部屋からY元さんがひょっこり出てきました。

Y元さんも出発の準備をしていたのです。これから恐怖の鎖峠・三見の山中を歩くので連れて行って下さいと頭を下げました。

Y元さんも、「何回行っても怖いけん、俺もちょうど良かった」と快諾してくれました。

Y元さんの準備が整うのを待つ間に自動販売機で水を買っている時、小生のゼッケンの名前を呼んで、「福岡からみえたの?N野さん?どこかでお会いしてないかしら?」と声を掛けてくれるご婦人があります。

Photo 「あ~!エナールのママじゃないですか!僕です、ろうきんのN野ですよ」

「そうでしたね。3月の転勤前に萩往還に出るって行ってたわね」

「はい、元気に走っています。去年はここでリタイアしたんで、これからリベンジです」

「この時間なら大丈夫だわね。ゴールでもう一度お会いできそうね」

戸畑にあるスナック『エナール』のママです。

昨年暮れに仕事上のお客様に紹介されてそのお店に入ったのですが、カウンターの奥に飾られた萩往還完踏賞の道標レプリカを発見してから、そのお店が北九州のウルトラランナーが数多く集まるスナックだということを知ったのです。

4月の人事異動で戸畑を離れるまでそう何度も行くことはありませんでしたが、3月末にご挨拶に行った時に「萩往還の応援に行くのよ」と仰っていました。

嬉しい再会と、元気を頂いてリ・スタートします。《2150

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おめでとう!Fさん自己新!!、O田さん初完走!!

6月6日、阿蘇カルデラスーパーマラソン。
小生、昨年不参加のため2年振りの参加となりました。
20092_081 大阪のF永さんと一緒に走ります。
今回大阪のF永さんを伴走するのは4年連続のゆきひろ父さんと伴走初挑戦の博多のFさん、それから50kmからサポートするなごやんさんの強力布陣。
小生は久しぶりの伴走だし、腰・膝に不安が残るため後ろから付いていくだけにしときます。
20092_064 案の定60kmから追いていけなくなり戦線離脱crying
70kmまで歩きましたが、再び走り出すことは出来ずにリタイアしました。
ここまでは想定の範囲内ですが、
ゆきひろ父さんがまさかの70kmリタイア。
そして、なごやんさんまでも95kmで驚きのリタイア。
20092_054 結局は博多のFさんだけが最後までサポートしましたgood
はじめは4人のサポートに疑問を呈する方もいらっしゃいましたが、何とか完走出来てホッとしています。
(これから1ヶ月間博多のFさんには頭が上がらず“絶対服従”ですshock
結局みんな大阪のF永さんに“伴走してもらった”という感想です。
大阪のF永さん、
自己新記録おめでとう。
それから、
20092_045 64歳にしてウルトラ初挑戦で初完走のO田さん、
フルを2回走っただけで、いきなりの100km完走。
そのチャレンジスピリットに感服しました。
本当におめでとうございます。
20092_072

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萩往還2009⑥立石観音~仙崎 青海島オールスター列伝

CP4立石観音(117.1km)をスタートするときには67人のグループになっていましたが、M原さんと小生はどちらからとも無く目配せをしてこのグループを先にやり、後ろに誰もいないことを確認してから坂の途中でコースアウトしました。

Photo_16 M原さんの手には山口に向かう途中バスの中でU野先生から貰ったオプショナルコースの地図が握り締められていました。U野先生は4月中にコースの試走をして、いくつかのオプショナルコースを作っていたのです。

立石観音から千畳敷までは一度山を上り下りして海岸線に出てから更に長い坂を上らなければならない辛いコースです。小生去年ブツブツ言いながらもこの坂を走ってしまい、結果的に潰れてしまいました。ただこの時尾根道にもう一本道があることを確認していました。“あっちだったら一本坂を上るだけだし、眺めがいいだろうなぁ・・・”

M原さんと「結構この上りきついバイ」「ホントに行けるとかいな?」とか言いながら急坂を上りきると絶景が広がりました。

Photo_17 「こっちのコースが眺めがヨカ」

「来年からこっちのコースにすりゃヨカとにねぇ」と、立ち止まって日本海をバックに水を引かれた棚田に見とれてしまいます。

ちょっと得した気分。

尾根道は立派に整備されていて他県ナンバーの車も頻繁に通ります。

コースに戻って千畳敷に向かう最後の長い急坂を登ります。Photo この坂は宇宙人が月に向けた発射台のように、真っ直ぐに空に向かっています。

CP5千畳敷(124.7km)です。≪1107

やっと半分の距離を走りました。

昨年はここでクニさんのリタイアに立ち会ったり、なごやんとビールを飲んでアイスクリームを食べたりとゆっくりと時間をとったので、小生は今年も原っぱで大の字になって寝転んで、ビールを飲んでアイスを食べるつもりでいました。

ところがM原さんはアイスだけを買って先を急ぎます。

「エー・・・ビール飲まんとですか~!?」

「俺はヨカ!先に行くバイ」と言って、M原さんはアイスを手に持ったまま坂を下っていきます。

仕様が無いので小生もトボトボ後を付いていくことにしました。

しかし下り坂の苦手な小生、あれよあれよという間にM原さんの姿が遠ざかってしまいました。

千畳敷の坂を下りきった所には昨年までは西坂本のエイドがありましたが、今回は1.5km先に移動しましたと張り紙が張られていました。

コース中初めてと言っていい位平坦な道なのだがこれが意外に辛い。日陰はないし目標物も無いのでただただ前を向いて走るのみ・・・・。

すると前方からコースを逆送してくるランナーが一人。

Photo_2 なーんとfishさんではありませんか!!

聞くと、ハセツネを目指している彼女は「夜間走行の練習をしたいのだけど一人ではなかなか出来ないので、今日この大会に来れば夜の萩往還道を走れるしトップランナーの走りも見れるかも?」と思って列車に飛び乗ったらしい。

「このすぐ後にF上さんが来てると思うよ」と教えたら、

「じゃあ、もう少し戻ってみまーす」と元気な声を残して逆走して行ってしまいました。

黄波戸エイド(130.1km)に到着すると中学生たちが元気な声で迎えてくれました。

小さいカップうどんをお願いしたのですが、麺は一本すすっただけで食べきれずおつゆだけを飲んで後は捨てることにしました。

ここで2回目のボル★レンを服用。

N野さんは何回目の参加ですか?」と女子中学生が話しかけてくれます。

名前で読んでくれるこの中学生にびっくりして「2回目の参加やけど、去年はこのエイドには入るのが遅くなって中学生の皆さんの応援は終わってしまっていたと。それで、今年こそはと思って頑張ってここまで来ました」と思いを伝えました。

Photo_3 するとバスケットをしているというこの女子中学生は「私たちが作った種です」と言って、手作りメッセージ入りの袋に詰めたコスモスの種を差し出してくれた。

出発の際には全員並んで、名前を呼んでエールを送ってくれます。

なんて暖かいエイドなんだろう!

帽子を取って深く一礼してスタートしました。≪1215

エイドで休む間に先を走っていたfishさんに追いつき、しばらく一緒に走ることになりました。

Fishさんとは旅先で出会う偶然の仕業か?いろんな話を聞くことが出来て、彼女の明るさの底にある芯の力強さを垣間見ることが出来ました。

ただ小生はボル★レンの副作用が出てきたらしく、胃酸がこみ上げてきて吐き気がしてペースが乱れてしまい、次第に付いて行けなくなってしまいました。

何度も人差し指と中指日本を口の奥まで突っ込んで吐こうとするのですが、すっぱい胃酸ばかりで何も出てきません()

ひとりトボトボと走るうちにやっと仙崎のエイドに辿り着きました。(142.6km)

昨年はここで既にライトが要る位に暗くなっていたのですが、今回はまだまだ明るいです!

ここからは青海島までの往復路(20.6km)となるため、荷物を預けて走るランナーが多いようです。

往復路ですからどんなランナーと会えるのか楽しみです。

Photo_4 大日比峠の途中で、博多のFさんとshinaちゃんと会うことが出来ました。二人ともニコニコして走っていて、“こりゃー、36時間台で走り切ってしまうバイ”と思わせるような余裕のある走りです。

カメラを向けて「そういや、うちに何年か前の二人のツーショット写真があるんやけど、今度の写真と一緒に奥さんに届けてもいいですか?」とたずねてみた。

答えは返ってこなかった。

去年は青海島キャンプ場のエイドは寄らずに通過したので、今回は立ち寄ってみることにしました。しかし、こちらでも食事はカレーで先客のを覗くと学校給食に出てきそうな水っぽくて甘そうなカレーだったので、結局何も食べずにエイドを後にしました。

Photo_5 海岸線の上り坂の途中でゆきひろ父さんと会います。博多のFさんとshinaちゃんとは  46分後です。

ゆきひろ父さんが「元気そうじゃないですか」と言うんで、

「今日は大丈夫かも?です。それよりゆきひろさんの方こそどうですか?」と前に少し調整不足で心配だという噂を聞いていたので、尋ねてみることにしました。

「あんまり調子は良くないけど、良くない時は良くない時なりの走りをすれば言いわけですから・・・」と如何にも彼らしい答えが返ってきました。

ウルトラランナーは自分の体の変化に合わせて走り方を変えることが出来なければなりません。超ウルトラを走るということは12時間とか50時間という間を常に安定した体調を維持することが出来ないのだから、安定した結果を残せるようにその走り方を順応させていくのでしょうね。

Photo_6 その次に会ったのは鍛衛門くんです。彼も昨年の宗頭リタイア組です。まだまだ余裕やね。

Photo_7 M原さんです。これからゆきひろ父さんや博多のFさんを追い上げるのでしょうね?!

140 前夜一緒した京都のS田さんにやっと会えました。ちょっと疲れた表情が気になります。

CP6鯨墓(153.1km)に到着しました。≪1545

昨年は真っ暗でしたが、今回はまだ明るいです。うれしいなぁ。

隣の公民館のトイレをお借りしたのですがやっぱり出ません・・・・。

さて、折り返しです。

Photo_8 新婚のY本さんです。彼はいつも黒を基調に決めています。笑顔がさわやかです。

Photo_9 ウルトラウーマンS田さんです。そろそろ追い抜かれそうです。

Photo_10

T代さんは、もう夢遊病者みたいにフラフラしていました。心配でピンボケです。

Photo_11 K島さんです。昨年残り8km夏木原キャンプ場でタイムアウト=リタイアしたそうです。

リベンジの想いはさぞや・・・・

Photo_12

青海大橋手前で北九州UMCのT津会長に会いました。2月の林道マラニックお世話になりました。

Photo_13

青海大橋を渡るクニさんです。カメラを向けるとポーズをとってくれました。今回は大丈夫みたいですね(笑)

Photo_14

熊本てれっとのI本会長です。69歳での250km完踏なんてかっこよすぎです。

Photo_15

木の陰に隠れたって脚が見えてますよ~  山哲さん!今回は明るかったので幽霊は出ませんでしたよ(笑)

出会う人一人一人に声を掛け、掛けられながら元気を貰ううちに仙崎エイド(163.2km)に戻ってきました。≪1733

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萩往還2009⑤川尻岬~立石観音 M原さんがキターーーー!

少し時間はさかのぼりますが、川尻エイドでは沢山の懐かしい仲間と顔をあわせました。

Photo まず小生とほぼ同時にエイドに入ってきたのがY元さんです。

でもおかしいなぁ・・・海湧食堂を出た後で京都のS田さんと前を行ったはずなのに・・・

しかも、小生は正規のルートを走ったのに・・・追い抜いた記憶もないし・・・??

そこで小生「あれぇ?S田さんと前を行ったんじゃなかったですか?S田さんは?」

Y元さん、「俺も体調が悪いっちゃん。あの娘は速か!前を行きよるはず」とのことでした。

Photo_2 そのすぐ後に、F上さんが来ました。

F上さんは、俵島CPの近くでコースを逆回りしていました。その時は女性をエスコートしていたのですがこのCPに着いたときは単独でした。

小生「俵島ではきれいな女性と一緒に走っとったでしょう!?」と言うと、

F上さん「捨ててきた」とプレイボーイみたいな発言(笑)

さて、ここからリアルタイムに戻りましょう。

Photo_3 CP3川尻岬(沖田食堂)(107.2km)をスタートしようとする時に、ちょうどM原さんが到着しました。

常にイーブンペース(後半のほうが速い?)で走るM原さんに「ついに来ましたね」と声を掛けると、

「まだまだこれからったい!」と余裕です。

“もしかして、これからM原さんに付いていければ38時間台?(ワクワク)”・・・なんて欲が出ます・・・

そんなことは無理だと解っていますって―――!

今日もゆっくりのんびり行きましょう。

Photo_4 そのすぐ後にてれっとのS田さんが来ます。

「恐るべし!S田さん」

「とよとよさん、速いじゃないですか!」と小生よりも低い声で話しかけてくれます。

「いやぁ・・さっきうーさんにビール貰ったけん、元気が出ましたバイ」

「そうっすか?ビールがあるっすか!?」

と嬉しそうに通過しました。

きれいに手入れされた森の中の神社を抜けると、海をバックに棚田が広がります。

Photo_5 写真を撮っていると「撮りましょうか?」と軽快に走ってきたF上さんが声を掛けてくれます。

「いえいえ、撮られるより撮る方が好きなんです」と返事します。

「そうですか。それじゃお先に!」と滑るように急坂を下っていきます。

下りの走り方を覚えると楽だろうなぁ・・・と羨みながらも、腰・膝に不安のある小生は歩くしかありません(涙)

急坂の九十九折れを下りきると川尻港に出ます。

これからしばらくは潮騒を聞きながら海岸線を走ることが出来るきれいなコースです。今日の海は波の音も静かでベタ凪のようです。時刻も9時を過ぎて日差しも強くなってきましたが、昨年のようなピーカンでは無く、少しモヤのかかったような天気なのが救いです。

はるか遠く点のようになってしまったF上さんの後姿しか視界の中にはランナーはいません。周りに誰もいなくなると気分も萎えてきてついつい歩き出しそうになるのですが、2日目までは平地では絶対に歩かないと決めていたのでがんばって走ることにします。

今回の旅は、250kmを7つのブロックに分けて組み立てることにしています。

     スタート~海湧食堂(86.7km)

     海湧食堂~千畳敷(38km

     千畳敷~仙崎(17.9km

     仙崎~宗頭(32.6km

     宗頭~虎ヶ崎(31.1km)

     虎ヶ崎~東光寺(6km)

     東光寺~瑠璃光寺(45.4km)

距離はバラバラですが、途中この6つのブロックを通過することでモチベーションを組み立てていこうと考えています。特に最後の東光寺~瑠璃光寺は距離が長いのですが、東光寺を一歩踏み出せば途中でのリタイアは出来ないだろうと考えています。

とは言え、まずは中間地点の宗頭を通過するのが当面の目標なのですから、先を急がず、焦らず、行きましょう。

2009_075 一人でトボトボ走っていると、ようやく立石観音が見えてきました。

信心の無い小生にはやっぱりダースベーダーにしか見せません(涙)

そんなことを考えながら走っていると後ろからゆっくりとした足音が近づいてきます。その足音の一歩が、小生のピッチ2歩分なのです。

横に並ばれてその足音の正体が判りました。4

ハギラー仲間では有名人のR本さんです。

身長は185cm以上あると思われ、腰の位置が小生の肩の高さにあります。体格もがっちりしていて、どう見ても野球かバスケットをやっていたら有名選手になれただろうなぁと思います。フィールド競技ならラグビー選手です。いつ見ても“なんでこんなかっこいい人がウルトラ走るんやろ?”と思ってしまいます。

明らかに『反則』です。

CP4立石観音(117.1km)に到着しました。

949

ここでついにM原さんが追いついてきました。

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萩往還2009④海湧食堂~川尻岬 一瞬の出会いがうれしい

S田さんと一緒に走り出したものの、小生どうも走りに集中できません。

胃が硬くなって痛いのです。実は昨日家を出てから一度も便が出ていません、と言うか、1日の昼過ぎにしてから全くなのです。

小生、いつもならウルトラを走るときは、スタートしてから1時間ほどすると胃腸が活性化するのか?トイレに行きたくなります。そうすると全身が軽くなったような気になって快適に走ることが出来るのですが・・・・

お腹をさすりながら走ります。

一方、S田さんは明るくなって緊張も解けたらしく前へ前へ行こうとしています。

そこへちょうど道路脇からひょこっとY元さんが現れたので「Y元さんに引っ張って貰えれば安心だよ」と紹介して離れることにしました。

S田さんはY元さんともう一人後ろから追い上げてきた男性ランナーと3人のコンボイを組んであれよあれよといううちに視界から遠ざかります。

小生しばらく歩きをいれながら、海と棚田を眺めながらゆっくりと走ります。

2009_053 県道357号線のみかん畑の中の坂をクネクネと下ると久津港に降ります。集落の入り口には二尊院という寺があって楊貴妃の墓が祀られています。(ホントかいな?)いつかゆっくりと拝んでみたいものです。

Photo_5 もう一度坂を上り下りして大浦の漁港に近づいたところで博多のFさんとshinaちゃんに会いました。

まさか、36~7時間で走る二人にこんなところで会えるとはびっくりです。今回はかなりいいペースで走っているのが判って安心しました。

昨年怪しい会話(萩往還中止作戦?)が聞こえた漁師小屋の横を静かに通り過ぎて、“この街に少しでも金を落としていかねば”と自動販売機でコーラを買いました。

コーラの発泡作用で胃が活性化しないかなと思ったのと、なによりも糖分を補給しとかねばと思ったのです。コーラを少しずつ口に運びながら油谷島に入ります。

コースは油谷島の入り口(95km地点)から島を時計回りに5.5kmを周回する格好になっていますが、CP2の俵島案内板は逆回りすると1.5kmくらいの距離のところにあります。それでタイムに拘るランナーはアップダウンはきついけれども逆回りに走るコースを選んで往復します。そうすると往復3kmになるので2.5kmをショートカットできるのです。

小生も一瞬悩みましたが、分岐点の手前で初挑戦だというランナーが追い抜きざまに「コースはどちらですか?」と聞くもんだから、「正規のルートは左ですよ」と案内した手前、一緒に付いていくことにしました。

Photo CP2の俵島案内板にはいつものおばちゃんが軽トラックに水を積んで待っていてくれました。去年はCPの少し手前にいたのに、見当たらなかったので一瞬心配しましたが、今年も会えてホッとしました。

今回は北九州から来たと言う女性のカメラマンがいて、小生のデジカメを取り上げてカメラに収めてくれました。後で見ると流石にきれいに撮ってくれていて、良い記念になりました。でもついでにおばちゃんとツーショットもお願いすればよかったと後悔しています。この女性カメラマン梅干の差し入れも持ってきてくれていていたので、1個頂きました。

するとおばちゃんが「戦時中にはここの辺りにも兵隊が沢山来ていて、家を訪ねて来ては『梅干を下さい』って言うもんで、随分わけてあげたよ」と昔話を始めました。Photo_6

小生「こんなところにも軍隊が駐屯したんですか?海岸線の防衛なんでしょうねえ~」

おばちゃん「若い兵隊さんが多かったんで、外国に行く前の訓練みたいなことをしとったみたい」

カメラマン「栄養が足りなかったんでしょうかねぇ?」

Photo_4 などと、おばちゃんの昔話にしばし耳を傾けることにします。

しかし、そういつまでも立ち止まるわけにも行かず、礼を言って坂を上ることにしました。Photo_2

Photo_3 島を一周すると、熊本てれっとのT代さんとY松先生に立て続けに会います。オレンジのTシャツが鮮やかですね。

来年はチーム苺もお揃いのTシャツを作りましょう!

コーラと梅干のおかげで少しは胃が働きだしたのか?痛みはなくなりましたが、体が重たい感じを残したまま、CP3川尻岬(107.2km)に到着しました。

CP3川尻岬(沖田食堂)には今回スタッフとなったうーさんがカメラを構えて待っていてくれていました。3 小生を確認するなり、黙ってクーラーボックスからビールを取り出してくれます。

沖田食堂はカレーがお楽しみのポイントです。胃の調子が悪いにも関わらず、食い意地の張っている小生は「小カレーの更に半分だけでいいので下さい」と言って食べることにします。スプーン4口だけでしたが、無理やり押し込みました。Photo_7

うーさんに症状を訴えて胃薬を貰い、スタートすることにします。

≪8:25≫

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萩往還2009③豊田湖~海湧食堂  身の程知らず!

豊田湖畔食堂のエイドステーション(58.7km)は国道から外れて400mほど坂を上ったところにあるので、昨年は立ち寄らずに通過するランナーが多くて、うどん・おにぎりが大量に売れ残っていました。

それで、店長が「これじゃー、請け負い切れん。買い取って貰わないと!」と立腹していた場面に遭遇していたので、今回チェックポイントになったことに小生は納得しています。

うどんは食べることが出来ましたが、おにぎりは食べきれず返すことにしました。

ここで予定通り、ボル☆レンを飲みます。今回はじめての薬です。今回は極力ボルタレンの服用回数を減らそうと考えています。昨年はスタート前から飲んで失敗しましたので・・・。

出発前に用を足そうとトイレに行きましたが、出るものが出ません。

不安な気持ちのままスタートします。≪117

昨年、豊田湖から俵山温泉はずうっとなごやんさんと喋りながら歩いたのでものすごく長いイメージがあったのですが、実のところ8.35kmしかありません。

Photo 俵山温泉を通過します。≪224

俵山エイドステーション(67.1km)にはストーブが焚かれていて、高校生が献身的にサポートをしてくれています(謝々)

これから夜明けまでは気温が下がる時間帯なので出来るだけ汗を掻かないようにゆっくりとしたペースで進みます。

砂利ヶ峠(じゃりがたお)は山の中の夜道なので何となくおっかないので、前後のランナーが近づいて自然とグループが形成されます。

小生を追いかけるように近づいてきた3名のグループに中に女性ランナーがいました。

全身を使って大きなストライドで走るランナーで、“御主、只者ではないな!?”って雰囲気です。聞くと「夜道は怖いから連れて行ってください!」と言ってはいますが、明らかに“もっと速く走ってくださいよ~!”って感じで、一緒に走っている男性ランナーを従えて走っています。おかげで男性ランナーはアップアップの状態です。

しかし、どう見てもあの走り方では250kmは持たないだろうと思われます。

それで「夜の間はセーブして汗を掻かないように走ったほうがいいよ。まだ序盤なんだから飛ばし過ぎないようにね」と声を掛けました。

ゼッケンNo330番さんは「そうですかねぇ?」と言ってペースを落とします。

するとその言葉を合図に男性二人が“彼女を頼む”とばかりに一機にペースを落として離れ始めました。

それからしばらくは小生が彼女をアテンドすることになりますが、話していくうちに実はこのゼッケンNo330番さん、昨年の140km女子の部の優勝者であるS田さんであることが判って、さあ大変!

小生、偉そうにアドバイスなんかしちゃって、ゴメンナサイ・・・です(恥)

彼女は昨秋からのシーズン、東京・名古屋・大阪の三大レースの出場を期して夏場のトレーニングを行ってきたが、地元の大阪の大会だけが出場できず、しかもラン友三人の中で自分だけが大阪に出れなくて悔しい思いでシーズンを終えたことを話してくれました。

そのため、「もしかしたら自分はフルよりもウルトラ向きかも?それを萩で確かめたい!」と並々ならぬ決意を語ってくれました。

「それなら尚の事、朝までは慎重に走りましょう」と二人でお喋りをしてリラックスしながら時間を消費する走り方をします。

砂利ヶ峠(じゃりがたお)(70.7km)を越えると後は新大坊エイド(79.9km)まで一気に下りです。

スピードに乗りたい彼女をセーブしながら走りますが、やはり下りとなれば小生も知らず知らずのうちにペースが上がっていたようです。

Photo_2 新大坊エイド(79.9km)は昨年まであった大坊ダムから3.3km下ったところに移動しているので、次のエイドステーション海湧食堂(86.7km)との間隔が6.8kmしかありません。

ですから本当はパスしたいのですが、ショートカットする地点にちゃんとガイド(ボランティア)が立っていて、エイドの方へ誘導します。

(まあ、このエイドの味噌汁は美味しいと評判なので楽しみのエイドなのですがね・・!)

味噌汁をいただいてスタートします。≪357

Photo_3 いろんなランナーに海湧食堂(86.7km)のお粥が美味しいと聞きますが、小生はちょっと苦手です。まったく味がない上に冷たいのです。

それで、お粥の上に塩をぶっかけて梅干と一緒に食べることにします。

しかし、その上辺だけしか食べることが出来ません。

S田さんもちょっと口にしただけで、ずっとカウンターに顔をうずめて寝ていました。

二人とも殆どを残して「ゴメンナサイ」と言って、店を出ることにしました。

店を出ると空が白澄みかけていて、ヘッドランプはもう必要なくなっていました。

455

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萩往還2009 ②瑠璃光寺~豊田湖

1組のスタートを見送るとすぐに我々のスタートとなりました。182分スタート。

Photo 開会式の時には姿を見せていなかった小野名誉会長が我々のスタートを見送ってくれています。選手達も会長に向かって拍手を送ります。

お元気そうで何よりです。

スタートを見届けに来てくれたトミーさんが手を振り、ペコ&パコさんが「とよとよさん、行ってらっしゃーい!」と太鼓の音よりも大きな声でエールを送ってくれました。

Photo_2 Photo_3 さあ、長い長い旅の始まりです。

最後尾となってゆっくりゆっくり体を動かす。山口駅を過ぎて椹野川沿いのサイクリングロードを走ります。後続組みが次々と追い越していきますが、気にせず自分の心地よいペースで走るPhoto_4 ことにします。3組目でスタートしたH内さんが追いついてきて、話しかけてくれました。

聞くと、フル(250km)にエントリーはしたものの、先月から足裏・腰を痛めて思うように走ることが出来ないとのこと。「まあ、行ける処まで行きますよ」と大会の雰囲気を楽しんでいるご様子だった。

H内さんと会話を楽しんでいる横を最終組辺りでスタートしたはずの博多のFさんが軽快な足取りで抜いて行った。流石、トップテン入りを目指しているFさんだ。

小さな虫を払い除けながら走っていると、先を走っていたM野さんが立ち止まっている。

「どうしたんですか?」と尋ねると、

「うーん、イマイチ」と元気がない。

Photo_7 よくみると、まだ10kmも走っていないのに大量に汗をかいている。そういえばバスの中で「練習不足と不摂生で体重が重くなり過ぎて動けんごとなった」と言っていた。

最初のエイドは上郷駅(13km)に設置されていて、そこから地下道で道路を横断して県道28号線・31号線へと向かう。

県道31号線に入りかつら橋を渡る頃にはすっかり暗くなって足元が見えなくなって、いよいよライト・オンです。

四十八瀬川沿いのサイクリングロードは、時々国道の横を走るので車のライトが足元を照らしてくれます。ヘッドランプまで点ける必要は無さそうです。

Photo_5 湯ノ口エイド(21.8km)には昨年もいた男の子が「ボクが切ったバナナやけん食べて」とランナーに声を掛けています。

そこに、TATOO君が飛び込んできました。

実はこのTATOO君、ランナーの中でもスタート前からかなり目立っていました。白いランシャツランパンからはみ出すように全身にTATOOが彫られていて、それを隠そうという素振りはありません。小さなウェストバッグをつけているだけで、ライトも持っていません。ランニングフォームは短・中距離を走るような軽快なストライド走法で、きっと大学駅伝辺りで走りこんだランナーの雰囲気。とてもこれから250㎞を走る姿には見えないのです。他の選手との会話もなく寡黙に走っています。

そのTATOO君に、男の子が「お兄ちゃんそれ自分でお絵かきしたと?」

TATOO君は答えようとしません。

Photo_9 すると、横にいた小さな妹が「自分でお絵かきしたと?」と重ねて尋ねます。

TATOO君もさすがに観念したらしく「そうそう」と答えました。

そのやり取りが、可笑しくて周りのランナーがクスクス笑って見ていました。

湯ノ口エイドを出るとしばらく一人旅が続きます。エイドではあんなに人が集まっていたのに走り出すと前も後ろもライトが遠くにしか見えません。遠くに点滅する赤い警告灯を頼りに走りますが、一本道なので道に迷う心配はないので、無理にペースアップはしません。

この一年、ロードでの練習会に参加するのを極力控えてきました。グループ走になると生来の負けず嫌いに火が着くのか?どうしても前(の人)を追うとして無理をするのです。すると必ず膝・腰を痛めてしまいます。そうすると返って人に心配を掛けてしまうのです。

ですからどうしても参加しなければならないときは必ず最後の位置をキープして走るように努めてきました。

おかげで、一番後ろを走って前の人のフォームをチェックしながら走る楽しみを覚えるようになりました。

Photo_6 独りランを楽しんでいるうちに西寺エイド(44km)に到着しました。≪2255

山口の美女が全部集められたような若い女性達が素敵な笑顔で迎えてくれます。

Photo_8 隣のコンビニで少し休むことにしましょう。コンビニの駐車場では北九州UMCY元さんが先に到着して、紫煙を揺らせていました。これから先、Y元さんにはいろんな場面で助けてもらうことになります。

昨年はここでなごやんが体調不良を訴えて随分長い時間をすごしたので、今回はちょっとだけにしときます。

Y元さん「お先に~!」と声を掛けてスタートします。≪23:03

これからは街灯もない山道を登り、約15km先の豊田湖チェックポイントを目指します。

相変わらず近くにランナーの姿はありません。

(ちょっぴり・・・怖い!)

西寺まではかすかに姿を見せていたおぼろ月も山の中に入ると見えません。真っ暗な夜道の中で時折見え隠れする前方の警告灯を頼りに歩を進めます。

昨年はこの辺りなごやんと随分話しながら歩いたなぁ・・・。去年の月はきれいだったのになぁ・・・。

1 などと思い出しながら走っているうちに、最初のチェックポイントとなった豊田湖畔食堂(58.7km)に到着しました。≪01:10

日付が変わっていました。

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萩往還2009 ①

52日(土)

高速道路の須恵PAで弁当を食べながら熊本からやってくる≪てれっと≫のバスを待つことにします。

われら≪Team一期一会RS≫からは博多のF、K武、M野、もりりん、小生の5名がフル(250km)に、I野さんが35kmランの部に挑戦します。

今回の『萩往還』は熊本てれっとの仲間と一緒にバスツアーを組むことになっています。

ツアーコンダクターはU野先生です。U野先生のブログは2週間ほど前から萩の準備の記事で埋められていました。まるで遠足に行く前の小学生みたいにワクワクドキドキ感が伝わってきます。楽しい先生です。http://www.ultramarathon1205.blog.ocn.ne.jp/

到着したバスに乗り込むと熊本からは9名の仲間。懐かしい友達ばかりです。

Photo 早速、U野先生手作りのマップで作戦会議です。

「ウーン何々?この道は曲がらずにまっすぐ行くと15分は短縮できる?」

「けど、勾配がきついっちゃないと?」

「いやいや、この等高線ば見ると最初上った後は平坦のごたるバイ」

先生は4月に下見を兼ねてコースを試走されたそうです。

みなさん、研究に余念がありません。

あっという間に山口に到着しました。

Photo_2 受付会場となった松籟亭(しょうらいてい)の駐車場に着くとみどりちゃんが待ってくれていました。

受付を済ませた後、他の迷惑も顧みず駐車場で荷物を広げて着替え&荷造りをします。ここでは今日のために準備したファッションやグッズのお披露目会です。

Photo_5 バッグの中に詰め込む雨具・ライト・サプリメント・薬・etc…、情報満載です。

荷物を預け、スタート地点の瑠璃光寺に着くとまずゆきひろ父さんに会いました。

「なんとかスタートラインに立てましたよ」と言うと、

「無理せずボチボチ行きましょう」と握手を交わす。

次に、クニさんを見つけて挨拶。昨年往還の途中(海湧食堂)で伴走教室開催の約束を果たせなかったお詫びを伝える。

「今年は?」と尋ねると、

「予算が下りずに地方開催が難しくなってしまった」との事。残念至極である。

それでも、「お互い無理ない方法でなんとか開催の方法を考えましょう」と握手を交わしてくれました。

次にお会いしたのは2年前140kmで虎ヶ崎からゴールまで一緒したH内さん。H内さんは仕事の都合で2日が休みにならないとフル(250km)は走れないと嘆いておられたが、今回は土曜日なので「初めての挑戦です」と嬉々とされていた。

次々に会う懐かしい仲間と挨拶を交わすうちに、と言うかまだスタート1時間前だというのにスタートラインには多くのランナーが整列を始めている。スタートは50名一組のウェーブスタートになっていて、一人一人点呼されてから仕切られることになっています。

Photo_4 我々も整列に加わり2番目のグループに腰を下ろすことにしました。≪てれっと≫と≪一期一会≫のメンバーはこの2番目のグループと56番目のグループに分かれることになりました。

もりりんは小生のすぐ隣に座っています。フル(250km)初挑戦の彼の心境や如何に?

正面の五重塔を見つめて静かに時間を待つ。

この1年、萩のことを思わない日はありませんでした。

昨年のリタイアの後、悔しくて情けなくて、2週間後にリタイアした宗頭以降を走ろうと長門三隅から走り始めました。しかし、その日は萩市内で再びリタイア。

Photo_6 そして懲りない小生は7月またまた萩を訪れ、玉江駅からの続きを走ることにしました。が、しか~し、明木まで走っただけで、またまたリタイア。

以降、膝・腰の故障のが回復せず、走る度にタイムを落とすばかりか、走ることに対する気力も衰えていく1年となりました。

その後は、山口に向かう機会を作ることが出来ずに、とうとう『萩往還』をゴールできないまま08年を終えてしまいました。

この1年で走ることに対する姿勢が大きく変わったように思います。

“いつかサブスリー!マラソン復活!”を夢見てきましたが、その方向性を変えないと走ることに対するモチベーションを保てなくなってしまいました。

Photo_3 これから始まる『萩往還』は“レース”ではなく、“旅”なのだと思うことにしましょう。

人と競る=レースするではなく、風景・出会い・空気を感じながら走ろうと思います。

五重塔が夕日に照らされて眩く映し出されています。

さて、これからどんな出会いが生まれますやら・・・・

左サイドバーにあるphoto≪萩往還2009≫では、記事の進行に合わせて写真もアップしますのでお楽しみに!

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完踏!感動!!萩往還

走ってきました。
萩往還250㎞。
小生にとっては昨年宗頭(175㎞)リタイアのリベンジマッチです。
2日目の昼(川尻岬)からは全く食事を受け付けず、水分だけの補給となってしまい、
東光寺以降は歩いてフラフラのゴールでした。
44時間21分08秒だそうです。
2009_135_7 タイムなんてどうでもよいです。
この1年間、多くの方に気に掛けていただき、
沢山の励ましを頂きました。
本当にありがとうございました。
今年も、コース中沢山のすばらしい出会いがありました。
これから完踏記でその出会いを綴ってまいりますのでお楽しみに!

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四王寺トレイル (Team一期一会RS例会)

4/19(日)

Team一期一会RS】の4月例会はトレイルラン。

大野城・四王寺山を中心にして縦横に走るトレイルをコース化して、いずれは春と秋の大会にしたいと思っています。

今日はそのための試走会として走ってみようということで企画してみました。

集合時間の9時には十分すぎるくらいに早く<県民の森>駐車場に到着してしまった。車を止めると、テントを設営する見知らぬスタッフがいる。

黒い色のテントをよ~く見ると<THE NORTH FACE>のロゴ。それから大名にある登山に詳しい<ラリーグラス>の旗が掲げられた。

“ラリーグラスは山の店だからトレッキングのイベント?”と思いながら近づいて尋ねてみると

「ショップとしては初めての試みですが、トレイルランのイベントです。昨日は鏑木毅さんに講演してもらって、今日は一緒に走ってランニング教室って訳なんです」と店長のS苅さんは名刺を差し出してくれた。

「えっ!?鏑木さん? もしかしたら鏑木さんは昨日の夕方に大濠公園を走られなかったですか?」

「多分、走られたと思いますよ」

「実は、昨日大濠公園を走っていたら、真っ赤なノースリーブのランシャツランパンのランナーとすれ違ったときに、“あれっ!鏑木さん??”と思ったんですよ。でもトレイルランナーの鏑木さんと大濠公園のイメージが合わなくって、声を掛ける事が出来なかったんですよ。」

「そうですよね。大濠公園は整備されてますからね」

「でも、明らかに他のランナーと違うんですよ。オーラがあるっていうか・・・」

「体型も贅肉をそぎ落としているっていうか、完全にアスリートの体型ですからね」

「それにしても、世界的にも有名なランナーが四王寺山のトレイルにいらっしゃるなんて凄いですよね」

「四王寺は市内からも近いし、ショップのお客さんも集まりやすいので、兎に角、一度やってみようと言うことになったんです。私たちもグッズは沢山売ってるけど、後は知らんじゃイカン。広める活動もしなくちゃいかんと言う事になりまして、幸い、NORTH FACEさんの後押しで実現したんですよ。」

「それで、鏑木さんなんですね。(鏑木さんは今年からプロに転向してTHE NORTH FACEがスポンサーについている)関東ではトレイルランがブームになっているみたいですけど、九州はこれからですもんね。特に福岡は、仕切れる団体が無いですから、ラリーグラスさんがやったら面白いですよ。」

「福岡は幾つかのショップやクラブでイベントが開催されていますが、横の繋がりが無いので、まずは情報交換しないといけないと思っています。」

そんな話をしているうちに、ロングスパッツの上にボックスパンツにNORTH FACEのシューズを履いた、所謂“トレランファッション”に身を包んだランナーが続々と集まってきた。色もカラフルでお洒落である。

我々のように白のTシャツ・黒のスパッツに帽子だけのダサいスタイルではないのだ。

あぁ~、これも流行の兆し??

我々のクラブと今日集まっている事情を話して「飛び入りの参加は出来ますか?」と尋ねてみたが「用意しているグッズも限りがありますので、それはちょっと・・・」と断られた(涙)

テントの周りにはウェアやシューズ・グッズが並べられていた。シューズは参加者のために貸し出し用も準備されているみたいだった。もちろん鏑木さんの本も並べられた。

Team一期一会RS】で集まったのは結局博多のFさん、K武さん、もりりん、小生の萩往還エントリー組の4名のみ・・・ちょっぴり少ない(涙)。

萩往還の前の最後の調整と言うことになりそうだ。

まずはロードを走って大野城側の毘沙門山登山口まで回りこんでトレイルに入る。いきなり急勾配の登り。

四王寺山脈と呼ばれる周囲の山々は、毘沙門山~四王寺山~大原山などをつなぎ、その峠道は円を描くように繋がっており、かつてはその中心部に村が形成されていたらしい。

かつて白村江の戦(663年)の敗戦の後、西日本の各地にこういった山城が築かれたらしい。大野城という地名はそのお城の名前から由来している。

谷のあちらこちらには石垣が築かれ、山の頂には城跡が残っており、規則的に配置された岩が、その城の台座だと思われる。

千四百年前の歴史に触れながら、トレイルを楽しむ。

木々の緑も時々太陽を遮り、さわやかな風が頬をなでて過ぎる。

といえば詩的ではあるが、その実、“ハーハーゼェーゼェー”と喘ぎながら走っている。って言うか歩いている。

何度も道路を横切り、トレイルばかりを選んで走る。

トレイルは山中縦横無尽に走っており、いろんなコースが作れるとこの辺の山を知り尽くしているK武さんがガイドしてくれる。

何度も何度もアップダウンを繰り返しているうちに脹脛が限界を迎えだした頃、K武さんの脚がつった。

これを合図に、誰が口にする訳でもなくベースキャンプに戻る事になった。

みっちり3時間半、しごかれぁ~!

駐車場に戻ってゴールした後は、ウィンナーを焼いてビールで乾杯!(もちろんハンドルキーパーはジュースだよ)

一息ついた後、イベントにテントに行って鏑木さんの著書『トレイルランナー鏑木毅』(ランナーズ刊)を購入。

氏にサインをお願いし、いろんな話も伺うことが出来た。

K武さんは、キナバルマラソンにも出たんですよというとびっくりされた様子で、更に話が盛り上がった。

Photo_2  ちゃっかり写真にも一緒に入ってもらった。

うれしい出会いと思い出が又ひとつ増えた。

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若杉~三郡トレイル

春の日差しが優しい315()Photo_2

<Team一期一会RS>3月例会はトレイルランです。

JR篠栗駅から若杉~三郡山を走ります。

小生は博多駅を745分にスタートして、篠栗駅に8時55分に到着。

9時、M野さん、もりりんの3名でスタート。

001 途中、楽園でK武さんと合流します。

若杉登山道はいくつものコースがあり、ハイカーを楽しませてくれています。

今回選んだコースは篠栗登山口から若杉山を一直線に結んだ<絶勝コース>。最短距離だけに勾配はハンパじゃありません。

走れません!

心肺機能を鍛えると言うより、バクバクです!!

最後の階段登りなんか……002

一気には登れないし

怖くて振り返れないし…()

奥の院に着いたら、売店のおばちゃんが半袖の小生を見て「神経がどげんかしとるとばい」と言われました()

確かに水を補給して落ち着いたら、鼻水がタラーリ……

寒い。

平地とは5位の差があるのでしょうか?

003 若杉ヶ鼻のK武さんです。

コチラのほうが神経どうかしてると思います。

尾根道にはいると、霜柱004

雪も残っています。

そう言えば、昨日は街中でも霙が降っていたっけ?!

007 前砥石山を登るもりりんです。最近どうも腰を痛めたみたいで、苦しそうです。

K武さんとM野さんです。Photo すれ違ったハイカーから「前の二人はすんごい速さで走って行かれましたよ!」と教えて貰いました。

今年の萩は40時間切り?

009 三郡山まで行かずにツキ谷コースを下りて昭和の森に出るることにします。

初めてのルートです。

トレイルは短く15分程で舗装路に出るのですが、

路肩が崩れ落ちていてスリル満点です。

宇美町にあるK武邸がゴールです。

トレイル4時間、オン2時間の楽しいランでした。

この後、会長の博多のFさんも合流して、いつもの宴会です。

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北九州ウルトラRC:林道to林道マラニック(本編)

Umc_005
アーリースタート組も一緒にはいチーズ!
Umc_003
S田さんです。マラニックと言えば必ずお会いしますね!
人事異動が8月に延びたそうです。萩にも出れますね。
今度こそ、虎ヶ崎で一緒にビールを飲みましょう!
うーさんです。Umc_008
先日のダッチオーブン料理、みんな大感激でした。
今度は走るウルトラ飲兵衛口さんの別荘での夏合宿でお願いしますね(無理か…笑)
Umc_009
N田さん御夫妻(右後ろが奥様)です。最高のエイドでした。
先発9時半(6名)後発10時(14名)組に別れて雨雲が低く垂れ込めている貫山を目指します。
北九州は工業地帯のイメージが強いのですが、その面積の3分の2を森林が占めている森の街なのです。Umc_010
JR朽網駅から10分程で山に分け入ります。
小生、独身の頃5年半北九州市に住んでいていました。その頃はオフロードバイクに夢中で毎週のように平尾台(貫山)に来ていました。ですからこの地区の林道や登山道は熟知しています。
林道から登山道(遊歩道)に分け入って貫山の山頂までバイクで登っていたのです。林道をかっ飛ばし、登山道(遊歩道)ではトライアル的なバイクトレッキングを楽しみ、貫山ではヒルクライムでハラハラドキドキして楽しみました。
Umc_018 しかし、1980年代後半になって環境保護が叫ばれるようになって、平尾台周辺で遊ぶオフローダーをマスコミが『林道暴走族』と呼んで追放キャンペーンを展開しました。
結果、平尾台にはオフロードバイクは乗り入れ禁止となったのです。
しかし、小生ここで言いたい!
オフロードバイクは排気量はたかだか250cc前後でしかも駆動するタイヤは一輪のみ。
排気量数千ccの4WD車は許されて、何故バイクだけがバッシングを受けなければならないのか??
自動車大国日本は‘公共工事’と言って山の奥深くまで道路を通してアスファルトで埋め尽くしてしまいました。
理不尽ですヽ(*`Д´)ノ
新聞各紙に反論を投稿したりしましたが、掲載されたのは一紙のみ(しかも一部抜粋)でした。

そんな事を思い出しながら林道を進んでいました。Umc_029
Umc_011
T津さんとN瀬さんです。
N瀬さんはスパルタスロンにも入賞されています。
Umc_012
二升瓶の大将とChi々和さんです。
大将は何時ものダジャレをかましながら走ってました。
Umc_014
N山さん親子です。(ピンボケでゴメンナサイ)
親子でウルトラ走るなんて羨ましいです。
Umc_017
K掛さんです。
「どんたくがあるけん萩には出れんちゃん」と嘆いておられます。
Umc_022 石原町の市場で雨宿り。
手がかじかんでデイパックのチャックが開けられません(ブルブル)
S田さんは自販機に抱き付いて体を温めていました。
Umc_023
Y源さんとO庭さん。
Umc_025 K木さんです。
Umc_042
20km過ぎたでしょうか?
道原(どうばる)小学校近くにエイドが設置されていました。
噂に聞いていたエイドです。
チラシ寿司にかしわめし。パン・ドーナツ。
Umc_043
寒いからスープカレーは大人気。
Umc_028
ここは居酒屋ではありません。
エイドなんです。
こんなに充実したエイドは初めてです。
このエイドを目的に参加しているランナーもいるそうです。
Umc_031
後半は、雨脚が強くなるし、
寒いし・・・
カメラはディパックの奥にしまいこみます。
八幡東区から八幡西区に向かう畑トンネルの中で後続を待ちます。
しかし風の通り道になっていて寒い……(ブルブル)
畑貯水池を左折して、星ヶ丘のイオンを目指します。
今日は<かっぱの湯>でゴールです。
ぬるめのお湯ですが、時間を掛けて冷えた体を暖めます。
極楽極楽。
Umc_033
コーヒー牛乳を飲んだ後、タクシーで<とり正>へ。
実は小生、初めてなんです。
Umc_034
「ここに来るとが憧れやったとですよ」
「よぉー会いよるとに初めてなんかねー?」
と大将。
Umc_036
全員到着して乾杯!
(実は待ちきれずにビールを頂いており、これは3回目の乾杯です)
小生訳あって今日は、お先に失礼しますね。
Umc_038 そこで、みなさんのお顔を一枚。
Umc_053
Umc_054
Umc_055
『ドラえもん』の正体、見たり!
今日も素敵な“一期一会”でした。
お付き合いいただき、ありがとうございました!

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唐津街道マラニック

15日(日)はTeam一期一会RSの例会に参加。
第2回の今回は、唐津街道の名所・旧跡を訪ねながらの歴史探訪マラニックです。
スタート地点のJR博多駅に集合したのは10名。003
【チーム福岡100】から走るウルトラ飲兵衛E口さんとshinaちゃんが加わってくれました。
走るウルトラ飲兵衛E口さんは「一期一会がちゃんと走りよるんか?確かめに来た」とのこと。

005

何時もの如く‘博多時間’で予定より30分遅れの8時半過ぎにスタート。
ゴール地点すら決まっていない“行き当たりばっ旅”ですが、メンバーも慣れたもので“果たして今日はどんな出会いが?”とワクワクドキドキのスタートです。

006 まずは博多の総鎮守【お櫛田さん】にお参りして旅の安全を祈ります。
2礼2拍1礼です

010 御笠川沿いにある【濡衣塚】です。
『ぬれぎぬ』の語源となった場所です。

078

博多リバレインの隣にある鏡天満宮です。
博多座歌舞伎に出演する役者さんが舟入する場所でも有名です。

079

鏡天満宮の中にひっそりとに建っています。
昔はここから大陸(唐)に渡ったのでしょうね。

053

047

博多~唐津の中間点にある前原の宿です。

懐かしい臭いのする商店街です。

【唐津街道】の文字に惹かれて暖簾をくぐってみました。
ホントは“二個百円”に惹かれたんですけどね(笑)

046 戦時中、鉄不足であらゆる鉄が徴用されたのですが<栗まんじゅう>の鉄型だけは店主が隠して差し出さなくって、運良く徴用を免れ、手前に見える大きな器(陶器)と一緒に保管されていたのだそうです。
戦後、暫く<栗まんじゅう>の存在は忘れ去られていたのですが、衰退する商店街の起爆剤にと復活を遂げました。
復活させるために、近所のおばあちゃんたちに食べてもらって味を確かめてもらって昔の味を再現したのだそうですよ。

043 美味しいです。

この<栗まんじゅう>も3月までの限定で、いったん店を閉めるのだそうです。
急げ!!

小生のブログではこれくらいにしておきます。

もっと詳しく見たい方は、

<Team一期一会RS>のHP http://www11.ocn.ne.jp/~saita/   でお楽しみください!

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宝満~若杉、グループ走

13日(月)
ランザの宝満~若杉トレイルランに参加。
この夏ずうっと一人で走っていて、
グループ走に参加するのは久し振りだ。
最近は膝の痛みを感じることも少なくなり、なんとか着いていけるかな?
と思って参加することにした。
宝満~若杉は何度も走っているから自分の走力が何処まで戻っているかも判るしね!
6時半に自宅を出発。
空港南バイパスを南下して、立花寺~桜丘~宇美を経て大宰府市に入る。
ロードを走るのは不安があるので、自分ではかなりスローペースで走ったのに2時間5分で着いてしまった。
〝おっ、いけてるじゃん!?回復順調~~!〟
と思ったのが、大きな勘違いの始まり。
あとでしっぺ返しを喰らうことに・・・・(涙)
Dsc02508 9時に竈門神社をスタートしたのは12名。(mineさんはアーリースタートです。)
店長は昨日別府までの100kmウォークを完歩したばかり。
Dsc02509_2
まゆりんも最近は順調に走れているみたいですね。
Dsc02511
『関スパ』をイメージしているゆきひろ父さん。
今日は“真面目に”走っていました。
後姿を拝んだのは最初の30分だけでした。
Dsc02512
宝満~若杉初チャレンジというお二人。
文五さんと、H越さんです。
初めてということですが、ランの経験は長いと思われます。
ゆきひろ父さんにしっかり着いていかれてましたね。
スゴイです。
Dsc02519
晴天
眺望最高!
「あと一歩下がって~!」
Dsc02520
コリスケ君の会社の先輩Y本さん。
走り始めて1年も経たないというのに安定したトレイルラン。
コリちゃんのアドバイスが良いのかな?
けど、コリちゃん「アドバイスだなんて、“シューズはランザで買って”としか言ってません」だって・・・、
「それが一番のアドバイスよ!」
とharuさん。
その通り!!!!
Dsc02521
巻タオル。
店長もだいぶオッサン化してきましたなぁ・・・(笑)
Dsc02523
ススキ美人、たぁみ隊長!
決して『昭和枯れススキ』ではありませんから・・・(爆)
三郡山頂は飯塚から登ってきたという団体さんたちで大渋滞でした。
お弁当を広げている脇をすり抜けるようにして通過。
写真を撮る余裕もありません。
ところでランですが、前の組についていけたのは三郡まででした。
その後は左足の付け根と膝の痛みが復活して、
とうとうボル★レンのお世話になることに・・・・weep
トボトボ後ろから着いていくのがやっとの状態。
まだまだ、グループ走に加わるのは難しいようです。
Dsc02526
砥石山まで10個のriceballを運んできたまゆりん。
そりぁー、重かったろう!
Dsc02530
若杉ヶ鼻に到着。
絶景です。
突端には誰も立てませんでした。
ショウケ峠からの途中、左膝をやっちゃいました。
膝が伸びきった状態で着地しようとして、その瞬間膝から下が前に投げ出されたようになって・・・・
そうねぇ~、ちょうど逆『く』の字になったようなイメージ??。
激痛
暫くうずくまってしまって、
皆さんにご心配をおかけしました。
Dsc02533
Dsc02534
若杉山ゴール!!
縦走をするとみんな鳥になった気分になるみたいです。
この後、奥の院でビール&うどん。
うどんは皆さん気に入ってくれたみたいで、特に店長なんか「700円出してもいい」と言っていました。
けど、御代を払い忘れそうになってたんですよpunch
Dsc02536
恐怖の階段下り・・・
Dsc02548
この後、
お待ちかね伝説“haruさんのシャワー”です。
ランザにとっては“観光名所”になってるみたいfuji
みんなで記念写真とりゃあよかったなあ・・・
最後の3kmは皆さん、お風呂とビールを目指してダッシュです。
町営の温泉だから300円と安いし、休憩室はゆったりしているし、まさしく《オアシス》でした。
Dsc02549
店長は
「帰りたくな~い」と独り残ることに・・・
久々のグループ走。
最後までみなさんに着いていくのはまだ無理みたいですが、前半博多~竈門までのロード18kmを楽に走れたのは収穫でした。
スピードさえ出さなければ何とか走れそうです。

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ふくちさんを攻める!

26日(木)は、夏休みがあと一日残っていたので、急遽の休みとなった。
んで、この夏心残りとなっていた福智山に登ることにした。
Dsc02441_2  博多駅7時4分発の福北ゆたか線に乗って、
Dsc02442_2 後藤寺線~日田彦山線を乗り継いで、
やって来ました。
Dsc02443_2
車窓からは香春岳が見える。見上げるその一の岳は『青春の門』の頃に比べると随分低くなったものだ。
8時49分、降り立ったのは無人の採銅所駅。
近くにあるJA購買部(スーパー)で水・食料とヤッケを調達。
再び駅に戻り着替えていざスタート!
Dsc02445_2
棚田の畦では彼岸花が顔を真っ赤にしてお見送りをしてくれた。
集落を抜けて登山道に入って杉林の中を谷沿いグングン高度を上げる。
10分もすると全身汗だくになって、帽子のひさしからも汗が滴り落ちる。
陽が射さない森の中はハエ・蚊の襲撃を受ける。耳元でブーンブーンとうるさく飛び回るので顔を叩きながら走る。
Dsc02449 およそ46分で稜線に辿り着くがガスとススキに覆われて視界が全く無い。
尾根伝いに両脇から覆い被さるようにススキが道を覆い、視界を遮っているため、平泳ぎするように前方を切り分けて、足元を確かめながら慎重に歩を進める。
Dsc02452 Dsc02453
ススキの原ではクモの巣が待ち受けている。
クモはグロテスクなその姿がどうも好きにはなれないのだが、クモの巣をアートだと思えば結構楽しめるものだ
Dsc02454
1時間37分で《焼立山》(759m)に到着。
濃いガスで先が見えない。
ただ尾根伝いに防火帯が設けられていて、その一帯だけは草木が低く刈り取られていた。
持参した山の地図によると、山の反対方向にルートが伸びている。
地図の通りにと、真っ直ぐ急斜面を降りることにした。300メートル程下ると防火帯が無くなり深いススキが待ち受けていた。
人が踏み倒したようなルートを探しながら前に進もうとするが、道が見えない。
足を滑らせて尻餅をついたり、顔から落ちそうになったり・・・
どうもおかしい???
迷ったようだ(泣)
辺りに人の歩いた形跡がないか探すが見付からない。
おまけに雨も降り出してきた。
かくなる上はもう一度焼立山まで戻るしかない。
ススキの斜面を登るのに下った3倍の時間が掛かった。
這々の体で焼き立て山に戻ると、疲れと恐怖でへたり込んでしまった。
“ここで遭難?”
腹が減っては戦は出来ぬ、とデイパックから水とオニギリを取り出して少し休もう。
有名な登山道なのだから晴れてさえいれば、容易にルートは探せるはずなのに……
諦めて、来た道を戻ろうとすると少し視界が開けてルートが見えるようになった。なんと・・・そこからV字形に道が分かれているではないか!
助かった~♪
気を取り直してススキの野を歩く事10分。《赤牟田の辻》に到着。
ここからは念仏坂と呼ばれる急斜面を下る。足を滑らせないように注意しながらジグザグに下る。
下りきると再びススキ野に出るが今度は道幅もあり、走りやすくなる。
少しずつ闘志が戻ってきたぞ!《頂吉の辻》、《八丁の辻》、《鈴ヶ岩屋の辻》と次々に歩道と合流していき、足元が踏み固められたトレイルになり山頂が近いのがわかる。
雲は厚く視界が効かない。
強風に飛ばされそうになる帽子を締め直していると小さな祠が見えた。
手を合わせてお参りすると雲が晴れ視界が広がって、すぐ横に山頂を記す碑が建っていた。(2時間50分)
Dsc02458 《福智山》に到着。
ヤッター~!
と大声を上げて喜んでいたら、岩陰で強風を避けていた夫婦が手を振ってくれた(^^ゞ
広島から来たと云うこのご夫婦は、退職を機に全国の山を登るのを目指して、今日は福智山、明日は英彦山に登るのだそうだ。
「せっかくみえたのに生憎の天気で残念ですね」と言いながら、隣に座らせて貰うことにした。
オニギリを頬張ろうとしたらビニール袋が風に煽られて舞い上がった。
慌てて取りに行ってビニールをつかんで振り返った時、雲が切れて眼下に直方の街並みが広がっていた。Dsc02461
「奥さ~ん!見て下さい!街が見えますよ!」
奥さんが立ち上がって「ワー、良かったわね~」と喜び、ご主人はニコンの1眼レフカメラを取り出して、写真を取り始めた。
小生は再び「ヤッター!」と叫ぶと、
奥さんが「ホント、ヤッター!ですね」と応えてくれた。
「ボクは来る間中、ずうっと後悔してたんですけど、この景色見たらいっぺんに気持ちが晴れました。」
「ホント、私達も待った甲斐がありましたよ」と喜んだ。
ご夫婦は記念写真を撮って先に下りていった。
小生は流れる雲を眺めながら、もう少し休むことにした。

Dsc02465 15分程休んで、次のピークの尺岳を目指す。
岩場を10分程下ると《荒宿荘》と云う避難小屋があり、奥にはトイレもある。
昨年完成したこのトイレは微生物がし尿を分解する環境に優しいバイオトイレらしい。
Dsc02466 荒宿荘の下にある《たぬき水の水場》です。ココで給水。
Dsc02467
荒宿荘から尺岳までは高低差もあまり無く、自然林の中を快適に走ることが出来る。
Dsc02468
1時間の快適ランを楽しんでいると急に子供達の歓声が聞こえてきた。“エッ??こんな山の中で子供の声??”と思っていると、《尺岳平》が広がり、遠足で来ているのか100名程の赤白帽の小学生達がお弁当を広げていた。
聞いてみると、若松区二島小と八幡西区竹末小の生徒達で『少年自然の家』で2泊3日の自然学習をしているのだとか・・・。
「こんにちは」と声を掛けると10倍くらいの声で「こんにちは」と返ってきた。
“元気でよろしいhappy01!!”
Dsc02470 《尺岳》(608m)に立つ。
相変わらず強いが、すっかり天気は回復しているようだ。
ここでも3名のハイカーがお弁当を広げていた。
直方側から登ってきて最初は福智山を目指したが、雲行きが怪しかったので尺岳に方向転換したのだそうだ。
「採銅所から縦走しているんですよ」と告げると、
「来年のレースに出るんですか?」と尋ねられた。
「エッ?レース???」
「確か、2月か3月に皿倉山から採銅所までのレースがありますよ」と教えてくれた。
「素晴らしい情報を頂きました。ありがとうございます」とお礼を言って、喜んだ。
“ますます闘志がわいてきたぞ~!”Dsc02473
尺岳から《市ノ瀬峠》までは先月走った道を逆送するのである程度ペースがつかめる。
ただ、斜面ではトレイルが崩れかけており細心の注意が必要だ。
一歩足を踏み外せば50mくらいはずり落ちるだろうなあ・・・。
ココでレースするには危険だと思う。
だんだんレースを想定した走りになってきたぞ・・・bleah
Dsc02475
《建郷山》(451m)を過ぎると《市ノ瀬峠》に降りる。(5時間58分)
今日のトレイルは此処でおしまい。
Dsc02476 この後、オンロードを15分走ると『河内温泉あじさいの湯』に到着。
汗を流して無料送迎バスで八幡駅に。
帰路に着く。
最初は遭難しかけるし、
トホホの走り出しだったけど、
走り終えると収穫満点の充実したトレイルランだった。
博多のFさん、fishさん、F上さん、
今度ぜひご一緒しましょう!!

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玄海100 移動エイド 

「やっぱ、ウルトラはボランティアより走る方がよか~!」と博多のFさんが言う。
小生も確かにその通りだと思う。
博多のFさんとS藤さんと3人で3時のアーリースタート、5時のスタートを見送った後、15㎞・45㎞・92㎞地点での移動エイドを担当した。
今回はゆきひろ父さんが「玄海は阿蘇の5倍はキツい!」「去年の暑さはハンパじゃなかった」「雨と雷の予報」などと、ランナーが集まっている輪の中に入って呟き作戦が功を奏して、5時スタートよりアーリースタートの方が多かった。
5時のスタートを見送ってから吉田屋に戻って水や食べ物などを積み込んでランナーを追いかける。
見坂峠(10㎞地点)辺りから雨足が強くなり、「ランナーは寒かろうね~」とS藤さんが呟く。
15㎞のエイドは宮若市脇田温泉手前の運動公園入口に設営する。
車を停めると此までの土砂降りの雨が小降りになって白い雲が山の裾野から少しずつ上がって行き、緑深い山が見えるようになってきた。
“やっぱり、小生晴れ男!”
テーブルを広げると直ぐに3人のランナーがトップ集団を形成してやって来た。
慌ただしく飲物だけを採って走り抜ける。
その中には山口県の日浦さんがいた。彼は萩往還250㎞を27時間で走っているドクターランナーで今回の大本命である。
博多のFさんの視線が熱くなる。“自分が走っていたら、きっとあの中に……”と我が身を投影しているのだろう。
この15㎞ポイントでアーリースタートを確認したのは30分程遅れてスタートした北九州の3人組だけで、5時スタート組は48名が元気に通過して行った。ここでは流石にビールを求めるランナーはいなかった。
あの横チャンでさえ「呑みたくない」と言わせる位の雨と寒さだった。
最終ランナーを見送ってから、本部へ連絡・撤収してコースを辿りながら次のエイドへ移動する。間夫峠は前半最大の難所だ。
激しい雨に打たれながら殆どのランナーが歩いていた。
まだ30㎞なのでこの前半で無理をせず、体力を温存した方が賢明だろう。
35km地点のエイドではゆきひろ父さんとたこさんが激しい雨に打たれながら立っていた。
たこさんは前の日からおかゆを作ってきているとのこと。
この寒さではランナーに喜ばれるに違いない。
我々もお腹が空いたので40km過ぎのコンビ二でカップラーメンを食べようとポットのお湯を注いでいると5時スタートのトップランナーが通り過ぎて行くではないか!
慌ててお湯を入れたまま車を走らせる。
隣のシートで「あちちっ!」と左手を耳に当てる博多のFさん。
45km地点(羅漢橋)についてテーブルを設置すると、次々にランナーが飛び込んでくる。
先程までの激しい雨も少しは和らいだようだが、冷たい雨だ。
寒さに震えて飛び込んでくるランナーの為にカセットコンロでお茶を沸かす。
我々も流石にランナーの目の前でラーメンを食べるわけにも行かず、シートの下にラーメンを隠してポカリ・水・お茶・ビールを勧める。
ランナーは「そんなに寒くは無いよ」と言って冷たい飲み物が良く売れた。バナナや梅干を頬張り、水分を補給して通り過ぎる。
ランナーが途切れると後ろ向きになって伸びたラーメンを食べた。
11時前に45kmエイドを撤収。
次の92kmエイドを目指す。
92kmエイドに到着する頃には、青い空が広がり夏が戻ってきた。
勝浦浜入口のバス停にテーブルを設置してランナーを待ち受けるが、間隔が開いて3人とも睡魔が襲ってきてコックリコックリ。
誰が合図するわけでもなく交代で昼寝をすることにした。
このエイドではビールがバカ売れ!
このビール、韓国製でサニーで88円。店頭に出すとすぐに売り切れて今では入手困難らしい。
“今度、入荷したら教えてね!”
横ちゃんもしっかり飲んでいった。
太陽が傾き時折吹き込む浜風が心地良い時間になると、海岸線に入ることを案内する締切時間が迫ってきた。
もりりんが時間ぎりぎりにやってきた。
2週間連続のウルトラ完走が目の前。
頑張れ、もりりん!
独り勝ってボラをしていたちゅうさんがやって来て、「さぁみんが“絶対来るけん待っといて”と言ってたよ~!」と伝えてくれた。
しかし、エイド閉鎖の18:30を過ぎてもやってこない。
ウルトラ飲兵衛さんの連絡によると、台風倶楽部の2名・U村先生・さぁみんがまだコースを走っているらしい。
やむなくエイドを撤収して吉田屋に戻ることにするが、気になって90km地点(釣川)まで戻ってみた。
台風倶楽部の2名(ひとりはいつも指宿をご一緒するK田君だ)を発見。
U村先生とさぁみんはまだサイクリングロードの中か??
吉田屋に着くと間もなく懇親会が始まった。
宴会で賑わう中、トミーさんと「気になるけん、探しに行こう」ということになり、宴席を抜け出してコースを逆戻りすることにした。
真っ暗な干潟の道でまずはU村先生を発見!
49才の記念日だからなんとしても完走するという闘志が感じられる。
「女性ランナーを見ませんでしたか?」トミーさんが尋ねると
「20分くらい前に追い越したよ」と教えてくれた。
「あと少し、頑張って」と激励して、更に車を走らせる。
堤防近くまで戻ると、前方からゆっくり動く車のライトがコチラを照らしている。
そのライトの中で時折2つの黒い影が揺れる。
走っている!
さぁみんとうっちーだ!!
新たなウルトラランナーの誕生です!
Dsc02438
20:51:16
最終ランナー
さぁみんさんゴールです。
たぁみ隊長・さねちゃんをはじめランザの仲間のサポートに感激です。
サイドバー(左側トップ)に写真をアップしています。
お楽しみ下さい。

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ボランティアも楽しみ~!!

先週末はあまり走れずイライラしていたし、明日は玄海100のボラで走れません。
連れ合いにとってはボランティアだろうが走ろうがマラソンで家を空けるわけだから機嫌がよくない。
その上今日も走るなんて言おうもんなら台風14号が吹き荒れるかもしれませんtyphoon
だから、今日は「昼前には帰ってくるけん!」と言って、朝早~く家を出て行ってきました( ̄ー ̄)ニヤリ。
Dsc02389
秋の糸島です。
浜辺には誰もいません。
Dsc02388
蟹が小生を威嚇しています。
谷川俊太郎の『一匹の蟹』が小生の生き方を示してくれました。
28年前のことです。
今津運動公園を基点にして北部糸島ぐるり1周33km。
3時間しっかり走れました。
幸せ~~happy01
午後からは連れ合いの買い物に付き合って~、
11月の京都旅行の予約に行って~、
洗濯物片付けて~、
風呂掃除して~、
良きパパのふりして~、
夜の出発に備えます。
博多のFさんが帰ってきたら21時過ぎに出発するそうです。
S藤さんと、熊本のみどりちゃんもボラに加わるそうです。
ボラも楽しみ~~!!

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八幡東区のんびりジョグ

昨夜11時にY武さんから「青太の打合せをしたいけん」と呼び出されて、都ホテルの<和民ん家>に行った。
Y武さんは既にほろ酔い気分で結局青太の話は殆どすることなく、のんだくれてしまった。
おかげで今朝は体が重たい・・・・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
そんでゆっくりめに起きて、お金の掛からない走りをしようとJRに乗って八幡に向う。
そうです、定期券があるんです。
皿倉山に登ってから、天候が回復したら福智山を目指すことにしよう・・・・・っと!
Dsc02366
皿倉山までは2週間前に走っているので道に迷うことは無い。
昨夜雨が降ったのだろう。
かなり道がぬかるんでいた。
皿倉山に付いたときは深いガスに包まれて、5メートル先が見えない。
天気予報では午後からは晴れるが、所により雷を伴った激しい雨に注意とのこと。
Dsc02367
ガスが晴れて時折望む南の方向も濃い雲に覆われている。
仕方が無い、
福智山は諦めて
河内貯水池に下りよう。
Dsc02368_2
河内に降りる林道は竹林が見事です。
此処でイノシシの子供が道を横切りました。
慌ててカメラを出しましたが間に合いません(>0<)
けど、近くに親イノシシがいるかもしれません。
ギアをトップモードにして通り過ぎます =3
Dsc02369
山を降て振り向いたら、雲が晴れて青空が見えてきましたbearing
Dsc02370
河内貯水池は、新日鐵が作った1周約8kmの工業用貯水池です。
周囲にはサイクリングロードが整備されていて、多くの家族連れがレンタサイクルで夏の終わりを楽しんでいました。
もちろんジョガーもいましたよ。
                                                     Dsc02377 Dsc02371
南河内橋です。
モダンでしょ!!
それもそのはず、
この橋1922年に作られたんです。
Dsc02373
当時の新日鐵の技術の粋を尽くして作られた橋で見とれてしまいます。
Dsc02375 
その形から《めがね橋》と呼ばれています。
Dsc02380
石造りのダムはイギリスの湖にいるみたいです。
Dsc02381
〝前後面石積みの重力式含石コンクリート造り〟と呼ぶのだそうです。Dsc02385
下から見上げると、荘厳な風格を感じさせます。
人の手が加えられていない自然の風景も好きですが、
人工の建造物も年を重ねていくと自然の中に溶け込んでイイ味を出しています。
池を1周して河内温泉『あじさいの湯』で汗を流して帰ることにします。
入湯料800円。
八幡駅までの無料送迎バスあり。
二日酔いランで、
しかも、途中予定変更のショートカットランでしたが、
なんか得したような、
社会科見学ランでした。

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脊振山ラン

8月31日(日)
我が家のベランダから遠くに見える脊振山。一度は行ってみたかったんだ。
山頂から我が家が見えるかも知れない?
前日の天気予報では晴れだったので那珂川町に住むもりりんを誘うことに。9月に丹後半島と玄海100を2週連続で走る彼にとっては最後のトレーニングになるはず。
Dsc02338 午前7時に那珂川のサニーで待ち合わせ。
20分早く着いたのに彼も到着していた。
ここまで12㎞。

Dsc02340 
中之島公園までの8㎞を秋からのレーススケジュールの打合せをしながら走る。
最近はずっと独りで走っていたのでダベリながら走るのも楽しい。

川のせせらぎ(というより雨が続いたせいか?‘轟音’に近い。)を聞きながら次第に高度を上げていくと那珂川ダムに到着。
Dsc02343 グリーンピアから先1㎞で佐賀橋を渡って右折。
此処から佐賀県。
1.6㎞に豆腐屋さんがあって、その他パンやアイスキャンデーが人気のようだ。アイスはまだ出来ていなかった。よもぎパン(100円)がモチモチしてて美味しかった。
佐賀から再び福岡県に入り、森の中の道路を進んで青少年自然の家の前で小休止。
Dsc02353 板谷学園の先を大きく右カーブすると、自動販売機がある。この先を左に進と直ぐにダートになる。
登山道と言うより広い未舗装の道なので、時折自動車が砂利を跳ねながら通り過ぎる。

沢の音が聞こえる辺りでは虻・蚊・ブヨの攻撃にさらされる。
特にもりりんは黒っぽいスパッツをはしているので悲惨だった。
歩を進める回数よりも手を叩く回数が多かった?
Dsc02346 高度を上げるにつれてガスが濃くなり、肌寒くなる。
山頂で時折雲の流れる隙間から広がる下界の風景を待ちながら食事をとる。
(山頂で36km地点)
Dsc02348
下山する途中からようやく晴れ間が覗くようになり、カーブする毎に佐賀平野や福岡市内を望む事が出来るようになってきた。
急な下りは相変わらず神経を使ってヒョコタンヒョコタンと走らなければならないが、概ね快調に下ることが出来た。山頂から青少年自然の家迄30分で下りた。
Dsc02354 青少年自然の家の前の食堂で店の主がビールを飲んでいて、「暑いのにご苦労やね~。あんたも飲み~!」と言って、ビールを勧めてくれるので、
「ありがとうございます」と言って缶ビールを飲み干したら、結局300円とられた(涙)
Dsc02355
かなり〝不気味・・・・・?〟
Dsc02357
酔いを冷ましながら涼しい木立の中を下って五カ山豆腐に到着。
往きでは出来ていなかったアイスキャンデーを食べる。
写真は〝豆乳アイス〟
超アッサリ~!
坂を下るにしたがって陽射しが戻ってきて、蒸し暑い。
Dsc02358
中ノ島公園は最後の夏休みを楽しむ家族連れでごった返していた。
小生も〝ドボン〟したかったのだが・・・・、
帰りの時間が気になって諦めることに・・・(涙)
公園のすぐ横に赤いラインのバスに吸い寄せられるように乗りこんで、市ノ瀬~那珂川バスセンター間をワープ。
今日は約55kmを走ったことになる。
8月は久し振りに200kmを越えることが出来た。
スピードは無いが、走る楽しみが蘇ってきた。
今度こそ≪復活≫!?
汗を流して帰ろうとスーパー銭湯に向うとチームランザのabebe2さん、ちゅうさん一行とバッタリ!!チームランザの皆さんは九千部山から脊振山までのトレイル(約12km)を走ってきたらしい。
今日は17時までに家に帰りつかなければなりません。
大切な約束なんです!
Dsc02360 新幹線で帰ることにします。
南博多駅はまるで新幹線展示場です。
思わずカメラ小僧になってしまいます。
大切な約束って・・・
これです。
Dsc02362
今日はパエリアを作る約束だったのですよ!
ムール貝が無かった・・・(残念!)
この度、パエリアパン(36cm)を買いました。

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北九州トレイルラン

8月23日(土)
今日は5時から戸畑のイベントに参加しなければならないので、お昼過ぎまで走れる北九州トレイルランを決行!
Dsc02292 JR八幡駅の通りを真っ直ぐ登っていくと帆柱山ケーブルカー乗り場に辿り着く。
Dsc02295
このケーブルカー乗り場の横から登山道が作られており
舗装道路と何時交差しながら登ってい来ます。
喘ぎながら登っている横を自動車がスイスイ登っていくのでチョッピリ興ざめです。
Dsc02305
皿倉山山頂から北九州市内を見下ろします。
残念ながら今日はガスがかかってどんよりしか見えません。
ところで皆さん、
ご存知でしたか?
皿倉山は九州自然歩道の起点になっているんです。
Dsc02300 自然歩道の起標が記されていました。
【九州自然歩道元標】
『自然歩道の効用は、体力を作ること、
もう一つは自然に親しむことである。
将来自然歩道で体力増強のための競技が行われることがあれば、
大変不幸なことだが、
そのときはちゅうちょなく自分は、一番遅かった人に賞を与える』
=ベントン・マッケイ(アメリカ)=
‘へー’です。
それじゃあ、今流行ってるトレイルランって……??
Dsc02307 権現山の横にある祠にお詣りして、いよいよ本格的なトレイルに入ります。
Dsc02310 宝満~若杉のトレイルに慣れてしまっている小生には道幅40㎝弱の獣道はハラハラドキドキです。
Dsc02309
しかも、フラットな道はありません。
傾斜があるので一歩踏み外したら谷底まで滑り落ちそうで体がこわばってしまいます。
Dsc02312 外では強風と雨が打ちつけているみたいですが、トレイルの中はいたって快適で、むしろ肌寒いくらいです。
コースの殆どがフカフカの落ち葉の上を走るので膝への負担はありません。
蚊とブヨと蜘蛛の巣がなければ最高のコースでしょう!
Dsc02315
10月頃もう一度来たいなぁ~!
市瀬峠から田代分かれまでは平坦なルートもあって快適です。
この真下を高速道路が走っています。
とうとう尺岳まで誰にも会うことなく走ってしまいました。
宝満~若杉ルートなら必ずハイカーに出会い言葉を交わしますが、今日は天候のせいなのか?誰にも会いません。Dsc02319
暗いトレイルではだんだん不安になってしまいます。
けど、今更引き返せません(涙)
ひたすら、尺岳までの距離表示が減っていくのを数えるのみです。
体中に蜘蛛の巣を巻き付けてやっと尺岳に着きました。
強風で立っているのもしんどいですが、速い雲の下は360度の絶景です。
山頂に休んでいる夫婦に尋ねると、晴れていれば遠く由布岳まで望むことが出来るそうです。
福智山までのルートは快適でこのルートのハイライトらしいのですが、“お楽しみ”は次回にとっておきましょう。
Dsc02320
来週にでも行こうかな?
少し道を戻って、沢を下り菅生の滝を目指します。
小さな沢が集まって川になっていく様を見る事が出来ます。
北九州の名勝〝菅生の滝〟です。Dsc02324
落差20mだそうです。
滝つぼに近づくとひんやりします。
流石に〝どぼん〟はできません。
Dsc02326
お地蔵様は、かわいいオベベを着ています。
14時です。
此処は小倉南区の一番奥です。
そろそろ帰らないと17時のイベントに間に合いません。
Dsc02330
北方からモノレールに乗って小倉駅に出ました。
Dsc02334
今日のイベントは取引先の会社のサマーフェスタなんです。
家族連れで参加されます。
わが社には無いアットホームなイベントで羨ましいです。

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萩リベンジプロジェクトⅡ

再スタートは此処からと決めていた。
Dsc02194
萩リベンジプロジェクトと称して、萩往還の2週間後(5/17)に長門三隅駅から瑠璃光寺を目指したが、
膝はパキンパキンと悲鳴をあげ、腰・股関節に鈍痛。
敢えなく萩市内でリタイア。
帰ってヘルニアと診断され、その時から、時計が止まっている。
2ヶ月間走らない週末は仕事の忙しさが走れない辛さを忘れさせてくれた。
痛みが引きかけた6月26日今度は胃潰瘍。ピロリ菌が検出されて現在投薬治療中。ピロリ菌との闘いも3週間目に入って、ようやく胃の中も落ち着いてきたみたい。
50才を前にしてこの2ヶ月間は自分の身体が劇的な変化を遂げようとしているのを感じる。
これまでは自分の身体にむち打って、その壁を破る事に喜び(達成感)を感じてきた。
何時までもチャレンジャーでいたいと思っていた。
けど、これからは自分(身体)に対してもう少し素直になろうと思う。
決して無理はしない。Dsc02195_2                                               
常盤橋から萩城址を望む
チョット戻るけど・・・
【博多~萩、JRの旅】
博多駅を4時50分発の鈍行で門司・下関と乗り継ぎ、山陰本線滝部行きに乗り込む。
Dsc02182_2 (5月は新下関まで行って美祢線に入った)
滝部~長門までは2両編成、長門~玉江間は1両ののんびりした旅。
山陰の美しい海岸線を眺めながら列車は走る。
特牛(こっとい)を過ぎて長門市に近づくと油谷湾の次に山の稜線に風車が見えてくる。
千畳敷だ。Dsc02191_2
最後の風車を下った所に西坂本の公民館を確認。
これからは萩往還のコースと並行して列車は進む。
ああ、あそこが大分から来たドライバーに「仙崎まで乗せて行こうか」と声を掛けられた所。
夕日を眺めたセブンイレブンの駐車場が見えると列車は減速して長門駅に到着した。
長門駅で3回目の乗り換えをして、一両の列車になる。
萩往還のコースを右に左に交差しながら走るもんだから、小生キョロキョロして落ち着かない。
周りの乗客は何事かと小生の方を窺っているようだが、小生はそんなの気にも止めず目線を右に左に。きっと小学生みたいだったに違いない(笑)
前回下車した長門三隅を通り過ぎ三見駅を通過すると、多くのランナーが「幽霊を見る」と云う山中に入る。
朽ちかけた稲荷神社の門、夜見ると絶対お化けの大群に見える案山子の田んぼ。
その後は眼下に透き通るように綺麗な海を眺めながら幾つかのトンネルを潜って萩城に一番近い玉江駅に降り立つ。
5月もりりんがスタートした駅である。
さあて、いよいよリベンジプロジェクトⅡの始まり・・・・です!?
【テチテチ観光ランな~のだ!】
Dsc02199_2 常盤橋を渡り萩城址入口に入ると、遊覧船の発着場が出来ている。
夏の季節だけ営業しているのかな?
Dsc02197
ついでに武家屋敷も散策。
白壁の家並みって落ち着くよね!
Dsc02200_2
実のところ、列車の中で前回ランを終えたところからスタートするんだから、萩焼会館を右折して東光寺を目指すか、もう一度笠山・虎ヶ崎を目指すか計算してみた。
虎ヶ崎まで行くとなると53km、萩焼会館で右折すれば38km。
今の力からすれば、笠山・虎ヶ崎を回避して萩焼会館を右折するつもりでスタートしたんだ。
けど、やっぱり虎ヶ崎のカレーが食べたくなって真直ぐ進んで笠山を目指すことに・・・・
【雨が恋しい】

越ヶ浜の海岸線に沿って笠山を目指すが強い陽射しが照りつけて肩をジリジリ焦がす。

途中にあるホテルの案内板に<チョンマゲビール製造所>と書かれている。地ビールの名前らしいがまだ飲んだことがない。一度、お目にかかりたいものだ。

笠山の入口にある明神池を過ぎると虎ヶ崎(つばきの館)までは3km弱。

Dsc02201_2 しかし、この道が遠い。日本海の青い海を眺めて気を紛らわそうとするが、いくつものカーブを折れながら岬の突端を目指す。

虎ヶ崎、つばきの館はまだ<準備中>の看板が・・・

カレー”が・・・(>_<)

諦めて引き返すことにした。

Dsc02204

途中にある土産物屋さんには、干しイカがまるで洗濯物でも干すように吊されている。

アレでビールを呑めたら幸せ~だろうなあ

4枚で千円なら安い!

明神池は日本最小の火山と言われる笠山の噴火によって入江が堰止められて出来た海水湖で海の魚と淡水魚が同居する珍しい池だ。

Dsc02209_2 Dsc02205_2

エイもいたぞ!(キミには判るかなぁ???)

此処の魚は人影を見ただけで集まってくる。50円で売っている餌を投げ込むもんなら、そりゃー大変。水面が盛り上がるくらいにバシャバシャと魚が集まってくるのだ。

火山活動の後に出来た風穴もあり、辺りはヒンヤリしている。暫し魚を眺めながら休憩。

明神池から萩焼会館までは単調な復路のために遠い遠い。眠たくなるし、暑いし・・・。

萩焼き会館を左折して東光寺を目指す。

並行してバイパスが出来たために静かな道路を走る。鉄の小さな橋を渡ると松陰神社の横に着く。川沿いの小道を1kmほど登ると東光寺だ。Dsc02212_2

静かなたたずまいで観光客もいない。

元の道を戻り松蔭神社につく頃には上空に黒い雲が広がってきた。

夕立がきそうだ。

どうも胃の調子が良くないらしく空腹感を覚えないが、ここいらで何か食べておかないと往還道に入ってしまったら食べる所はないので松陰神社前のコンビニで<ぶっかけうどん>を買って食べることにした。

駐車場でうどんを食べていると、うどんつゆの上に雨粒が落ちてきた。

ドバーッと降って、涼しくなってくれないかなぁ?

胃薬を飲んで、

さあ、往還道目指して出発!

と、ここまでは良かったのだが・・・

【トレイルランは嫌いや~!!】

萩有料道路の入り口の横を左折していよいよ往還道に入る。

期待した夕立は中心部が行き先をそれてしまって、10分くらいしか雨に濡れなかった。

Dsc02213 夏の太陽に熱せられた路面は少々の夕立では冷まし切れないで、路面からは白い湯気がたち、モワーっとした風が襲ってくる。

サウナ風呂の中にいるみたいに息苦しい。

完全に雨雲は遠ざかってしまい、再びギラギラとした光線が水蒸気を照らして映画館のライトのように波打っている。

“何でこんなところまで来て辛い思いをせないかんとかいな~?!”と少々後悔しだす。

ぜーぜー喘ぎながらやっと料金所(道の駅「萩往還公園」)についてアイスクリームを食べてクールダウン。

“うー、生き返った~!”

テントを構えて、夏みかんやイカの干物を売っているおばちゃんとしばし会話。

「歩いてきたと?」

「ハイ、本当は走ってカッコ良く通り過ぎたいとばってん、暑すぎて走れんですねえ・・・」

「どこまで行くんね?」

「山口まで行きたいんですけど、この暑さじゃ無理みたいです。ここはバス停は無いんですかね?」

「ここはバイパスやけん、バスはなかよ。トンネルを越えて国道に出たらバスがあるかも知れんね」

「トンネルは歩いて行けるんですかね?」

「あたしゃ歩いてる人は見たことないけど、行けるとは思うけんど、気をつけて行きなさいよ」

「ありがとうございます」

と言って別れたが、やっぱり駐車場脇の石の階段を上って往還道に入る事にした。

さて、これからが本格的な萩往還道になりトレイルランの始まりはじまり・・・。

幸い山中の往還道は陽が射さないために幾分かは涼しいのだが、人が入り込んでいないのでクモの巣がひどい。

先週観た『インディー・ジョーンズ』みたいにクモの巣を掻き分け掻き分け進まなければならない。

おまけに苔むした石はツルツルに滑る。

両手をカマキリみたいに前方で動かしてクモの巣を払い、足元は滑らないよう細心の注意を払って進む。

それでもクモの巣は顔やら腕やら足元にやら絡みつき〝ブヘッ、ブヘッ!〟と声を発しながら払いのけなければならない。

時々帽子のひさしにクモが顔を出す。

少し広いトレイルに出ると今度はハエ・アブが耳元で“ブーン、ブーン”と羽根を鳴らしながら執拗に追いかけて来る。

〝誰か、助けてくれ~〟

・・・・

と、叫んでも返ってくるのは、ハエの音と蝉の声だけ

【またもやバス旅行(涙)】

涼しい往還道を抜けると、明木川に出た。すると一瞬メガネが曇り、熱風が襲ってきた。

明木は山間の盆地になっているから、先程の夕立のせいで湿度が増しているのだろう。

明木川を左手に見ながらトボトボ農道を歩いていると、畦草刈りを一休みして軽トラックの陰でおじさんが横になっていた。

「暑いっスね~!」と声を掛けると