久留米→熊本あつあつマラニック②
船小屋温泉の矢部川橋を渡るとみやま市に入る。
みやま市は小生の故郷ではあるが、ここは旧瀬高町である。小生の古い友人がたくさんいる。いつかはこの地域に戻って仕事がしたいと思っていたのだがいつの間にか北九州がビジネスのベースになってしまった。あと11年、チャンスはあるのだろうか?
山添から209号線に別れを告げて高速道路に沿って農道を走る。
左手には清水山が見える。小学生の頃は毎年遠足で登った山である。
先程、船小屋温泉で休んでから上半身と下半身のバランスがおかしくなって足がなかなか前に進まなくなってしまった。疲れているわけではないのだが、腰から下が回転してくれないのである。
少しずつ3人のランナーに置いて行かれる。旧山川町に入ると姿が捉えられなくなった。
博多のFさんが「ソフトクリームが食べたい」と言っていたので高速道路の山川PAに入る。(残念ながらまだ開店前だった・・)
ジュースで我慢して国道443号線を南下する。443号線は古くは参勤交代の道であり山川町には<北の関>という地名がある。この北の関を越えると熊本県に入り<南関>となる。所謂関所なのである。(29km)
この辺りは歩道も十分整備されていないのでダンプなどが通り過ぎる時にはヒヤリとする。
今日は真夏とはいえうす曇で「走りやすいね~」と話しながら走っていたのだが、さすがに熊本県に入る頃には真夏の日差しが4人のランナーをジリジリと照らしてきた。
あまりの暑さに「いきいき村」という地元の物産を扱ったショッピングモールの横にある水道を借りて頭から水をかぶっていたら、ニコニコしたおじさんが近づいてきて「この暑さの中を走ってあるんですか?お疲れ様です」と話しかけてきた。
メガネをかけて見ると、なんと先月阿蘇カルデラスーパーマラソンで一緒に伴走を勤めた川○さんではないか!。川○さんもびっくり!!
川○さんは長洲町に住んでいるのだからここでお会いしても不思議ではないのだろうがこういうタイミングでお会いするなんて奇遇である。
昨日(土曜日)に大濠公園で24時間ランにチャレンジしていたゆきひろ父さんの様子を報告たり、ランナーズの話をして別れる。
店先で展示販売していた塩を舐めてリスタート。
それにしてもお腹が空いてきた。
どうやら、もう少し先においしいうどん屋さんがあるらしい。
そこまで頑張ろう・・・!
時刻10:45。うどん屋「春の花」に着いた。
うどん屋もまだ《準備中》だった。
《準備中》はかなり堪えた。
全員照りつける太陽の下で無口になった。
次なる目標は高速道路玉名PAだ。
上○先生を先頭に、博多のFさん、松○さんの3人はペースを乱さずにピッチを刻んでいく。小生は次第にトボトボ走りで、とうとう南関第四小学校の前辺りから歩き出した。
今日は参議院議員選挙で、投票所が設けられていた。
参議院選挙なのに安部総理が「私か民主党の小沢さんのどちらが総理大臣にふさわしいかを問う選挙」と言ってしまって〝そんな事言ってイイと~?〟と思っていたら、案の定・・・・・
やっとの思いで玉名PAにたどり着いたら、上○先生と松○さんはカレーを平らげて(松○さんは大盛りだったらしい)、博多のFさんはうどん定食を食べてまだ食べ足りなさそうだった。
小生もカレーを注文。萩の虎ヶ崎食堂のカレーを思い出すような美味しい味だったが、疲れきっていたので半分しか食べることが出来なかった。(残りを博多のFさんが食べてくれた)
上○先生からロキソニンと胃薬を頂いてPAをスタート。
この時遠くから12時を伝えるサイレンの音が聞こえてきた。
食事をしたからといって一度切れたグリコーゲンは直ぐには回復せず、3km程走って菊池川を渡ったところで足が完全に止まってしまった。
気力も萎えた。
暫く歩いていると上○先生ら全員がガソリンスタンドの水道を頭からかぶりながら待ってくれていた。
これ以上迷惑をかける訳にはいかず、この次のバス停からバスで熊本を目指すことを告げて別れることにした。
12:56和水(なごみ)町立病院前バス停発~植木1丁目行きバスに乗り込んだ。
乗客は小生だけだった。
暫く行くと3名を追い抜いて手を振って挨拶した。
座席に沈み込むと眠り込んでしまった。
実は小生いつもロキソニンを飲むとハイになると思っていたのだが、上○先生によると「眠くはなるけど、ハイになることはあり得ない」のだそうだ。
確かに植木に着く迄どれくらいの時間だかは判らないが熟睡していた。
おばさんが一人乗り込んできて目が覚めた。外を見ると道路標識に熊本まで12kmと記されている。
このままバスを乗り継いで熊本まで行っても長い時間待っていなければならず、後悔が募るばかりだから、植木3丁目でバスを降りて残り12kmを歩くことにする。歩いていたら3人が追いついてくるだろうから一緒にゴール出来るかもしれない。
携帯で上○先生に「歩いていきます」と告げて、歩き出す。
太陽が腕・首筋・脚をジリジリと焦がす。タオルを頭から垂らして首筋を隠す。3人はこの炎天下をまだ走っている。
やはりウルトラを知り尽くした3人は前半きついきついと言いながらもちゃんと後半に体力を温存されている。
小生の走りは『駄馬の先走り』なのである。
3人の領域に近づくにはまだまだ練習が必要である。
小生、腕振りを大きくして出来るだけランニングに近いフォームで歩くことにする。
<豆尾>というところで『熊本城』という標識が見えたので国道3号線に別れを告げる。
途中、コンビ二のトイレを借りて小便器の前に立って用を足している最中に右脚がつった。
ここでビールと果物のつまったゼリーを食して少し落ち着いた。
15:56熊本城に着いた。電話を入れると、まだあと7キロメートル程の所だそうだ。
暫く公園の中をうろうろして涼しいところを探す。
二の丸公園の巨木の下で身体を伸ばして横になるとまた眠ってしまった。
観光バスから降りてきた韓国人の団体客の話し声がうるさくて起こされた。
場所を移して、植木園の前の歩道脇で3名を待つことにする。
お風呂に入って乾杯すれば完走しようがしまいが、やっぱりビールは旨い!
食事をしながら上○先生から「半月板を故障していてもうまく付き合えば走れる。手術はせん方が良か」とアドバイスを頂いた。
小生が「Billy’s Boot Campをやっていたら、スクワットが出来んとですよ。スクワットを3回位すると傷めた半月板がクキッ、クキッと音を立てて痛いとです」と言うと、
「ウルトラは膝から下を使って走るんだから、膝から下を鍛えればよい。スクワットは太ももやけん、ウルトラには必要ない」とのこと。
「でもね、先生、小生はフルマラソンでの復活を目指しよーとです。ウルトラとフルマラソンの走り方は全然違いますもんね」
「そやね、フルは〝短距離〟やけんね」
(何なに?フルが短距離??)
これには全員爆笑!
話尽きない〝宴会〟が続いた。
《おしまい》
P.S.
上野先生のHPはすばらしいです!
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コメント
またまた、過酷なランを・・それも夏の真っ盛りに。脚のほうは大丈夫?ではないですよね。しばらく十分体をいたわって上げてください。暑い時は少し走っても、ダメージが大きいですよね。疲れが残ります。
最近は週末に走ったあとに、ドボンが癖になっています。さすがにとよとよさんみたいに、靴はいたまま飛び込むことはしていませんが^-^;
投稿: ゆめ | 2007年8月 6日 (月) 08時53分
ゆめさん、どーもです。
ウィークエンドランナーは辛いです。
週末にしか走れないので〝距離を稼ごう〟とどうしても無理をしてしまいます。
まあ、夏場はゆっくりでいいから外(Out door)で身体を動かすことが大事ですよね。
今週末は、糸島〝ドボン〟に行こうと思います。
出来れば夕陽を眺めながら二見ヶ浦を走れたらいいな!
投稿: とよとよ | 2007年8月 6日 (月) 21時59分